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フジ「めざまし8」で若狭勝氏「日弁連のガイドラインに沿った第三者委員会を」と同局に進言


フジテレビ系「めざまし8」で若狭勝弁護士が中居正広の女性トラブルに絡むフジテレビの調査委員会について持論を展開した。若狭氏は、日本弁護士連合会(日弁連)のガイドラインに基づく第三者委員会の設立を推奨しているが、フジテレビの港社長は「第三者の弁護士を中心とした調査委員会」の設置を発表。若狭氏は、公正さと透明性を担保するためには、日弁連のガイドラインに従うべきだとし、フジテレビの独自選定では不十分との見解を示した。この見解により、問題の公正な解決に向けての信頼性が問われている。

若狭勝弁護士(2019年8月撮影)

弁護士の若狭勝氏(68)が、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)の22日の放送に出演し、中居正広(52)の女性トラブルを発端に騒動の渦中にある同局の港浩一社長ら17日に行った記者会見で公表した、第三者を入れた調査委員会についての調査について、持論を展開した。

番組序盤、村上誠一郎総務大臣や同局出身の神奈川県の黒岩祐治知事が同局に対し苦言を呈した話題を報じた。VTR後には同局の倉田大誠アナウンサーが神妙な表情で「『めざまし8』では、この問題を真摯(しんし)に受け止めて、ニュースをお伝えしてまいります」とコメント。隣でMCの谷原章介も一礼した。

倉田アナは「第三者の弁護士を中心とする調査委員会を立ち上げることにしました」という港社長のコメントを読み上げ、第三者の人数が3人以上であるなどの概要を説明。谷原は「村上総務大臣もおっしゃってましたけど、独立性の高い組織でもって、調査をすすめる、と。港社長の会見でも『専門性、独立性の高い弁護士の方に調査をしていただき』とあります。でもひとつの大きな、僕たちが認識している第三者委員会のあり方というのは、日弁連のガイドラインに沿った調査委員会、第三者委員会というものと、今回の場合には、これは第三者を中心とした調査委員会であるわけじゃないですか。ここの大きな違いって何なんですか?」と切り込んだ。

若狭氏は「私は、結論からいくと、日本弁護士連合会のガイドラインに沿った第三者委員会というのを今回作った方がいい、という結論は私は持っています」とズバリと指摘。「どうしてかというと、公正らしさを担保する、見え方、他の人からどういう風に見えるか、という観点からは、日弁連のガイドラインの第三者委員会を作るべきだという思いがある」と続けた。

その違いについて「結構まぎらわしくて『第三者委員会』というのが日弁連。港社長が言っていたのは『第三者の弁護士を中心とする調査委員会』。言葉が似ているのでまぎらわしいんですけど、実質的には委員を誰にするか、が大事であって、そういう意味においては、独立性のある、専門性のある人を委員として選べば、結果的には同じようなことになるとは思うんです」と前置きした。

若狭氏は「ただ見え方、公正らしさを担保するという意味においては将来的に、日弁連の第三者委員会でやった方が『あれはちゃんとした日弁連のガイドラインに沿った第三者委員会で出した結論だから』と受け入れることが可能なんですけれど、そうじゃないと、フジテレビがいくら独立性、専門性があるといって選んだ人が調査したとしても、ちょっと弱かったんじゃないの?生ぬるかったんじゃないの?という批判が残る可能性がある。のちのちを考えると、きちんと公正らしさを担保するという意味合いにおいて、日弁連の第三者調査委員会を立てた方がいい」と結論づけた。

日弁連のガイドラインでは第三者委員会について「企業等から独立した立場」であることなどを明記している。

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