俳優加藤和樹(40)が20日、都内で、舞台「鬼滅の刃 其ノ伍 襲撃 刀鍛冶の里」製作発表会に出席した。
同作は吾峠呼世晴氏による大人気漫画「鬼滅の刃」が原作。大正時代を舞台に、主人公の少年が鬼と化した妹を人間に戻すために鬼たちと戦う姿を描く。加藤は上弦の壱の鬼、黒子牟を演じる。
「個人的にジャンプ原作作品はいくつか出演してる」とし、「子どもの頃か今までジャンプっ子としては、鬼滅の刃で舞台に立てることがうれしいです」とあいさつした。
当初、シークレットとして発表されたが、「恥ずかしかった」と苦笑い。「なんかいやじゃないですか?」と続け、「今日発表ですが大丈夫かなって」と不安を口にした。
鬼としては最強となる上弦の壱を演じる上で、「作品やキャラクターへの愛が大事」とした。同作は「連載当初から読んでいてたし、その愛をもって、細部のこだわりをもってやっています」とした。「何をしても乗り越えられない継国縁壱を超えるために鬼になる執念をしっかり表現したい」と話した。
この日、ビジュアルも解禁された。「6つの目は、僕の目の型を取ってつけている」とそのこだわりを明かし、「刀もこだわりがすごいので、早く振りたい」とアピールした。