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神戸っ子の山之内すず、震災からの復興描いた映画に出演し「繋げていく事、意識し続けること」


女優・タレントの山之内すずが、映画『港に灯がともる』の内容とその意義についてインスタグラムで語った。映画は、阪神淡路大震災から30年を迎えた神戸を舞台にした作品で、震災後の心の復興を描いている。山之内は、主人公灯の親友役を演じ、オール神戸で撮影されたこの映画が震災を経験した人もそうでない人も心の傷に寄り添える作品であると述べた。彼女は、自身の経験や震災後の取材を通じて、被災者の心の傷の深さと復興の難しさに衝撃を受け、次世代に教訓を伝えることの重要性を強調した。山之内は、多くの人に映画を観てもらうことで、心の平穏を少しでも取り戻してほしいとフォロワーに呼びかけている。

山之内すず(2024年8月撮影)

女優でタレントの山之内すず(23)が18日までにインスタグラムを更新。自身が出演する映画「港に灯がともる」についてつづった。

山之内は「阪神淡路大震災、そして本日より上映される映画『港に灯がともる』についてお話しさせてください。長文になりますが、読んでいただけると幸いです」と切り出し「神戸っ子の私は当然小さい頃から学び続けてきました。ただ、今思うと当時はどこか現実味を感じていなかったような気がします」と幼少期を回顧した。

「阪神淡路大震災から30年を迎えるにあたり、各番組で沢山の方に取材させていただくなかで被害の大きさや対策だけでなくひとりひとりに心の傷が、そして繋げていかなきゃいけない想いが数え切れないほどあることに気付かされました。皆さん当時に引き戻されるかのように涙を浮かべながらお話をしてくれたのがとても印象的で、心の傷の深さ、心の復興の難しさってこういうことなのかと衝撃を受けました」と被災者へ思いを寄せ「私に繋げてくれた想いを、少しでもそのままの大きさで次に繋いでいけるように自分にできることは何なのか。必ずまた起こる大災害に備えて、学んで繋げていく事、意識し続けること大切に一日一日を過ごしていきたいです」とつづり、神戸の夜景を背景にした自身のショットを投稿した。

「そして阪神淡路大震災の翌月に生まれた主人公、灯の心の傷とその復興を描く映画『港に灯がともる』が本日より全国で上映されます。私は主人公 灯の親友べーやんという素敵な役をいただきました。主演の富田望生さん、監督の安達もじりさんをはじめ関わる全ての人が強い想いを持ってオール神戸撮影で作り上げた映画になっています。震災を経験した方もそうでない方も、沢山の方に見ていただきたいです。あなたの心の傷をあなたのペースで。少しでも痛みが和らぎますように。是非ご覧ください。よろしくお願いします」と映画「港に灯がともる」への思いを記し、フォロワーへ呼びかけた。

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