毎日放送(MBS)の西靖アナウンサー(53)が17日までにX(旧ツイッター)を更新。タレント中居正広の女性トラブルを巡り、一部週刊誌でフジテレビ社員の関与が報じられている問題で、同局の港浩一社長(72)が出席した記者会見について私見をつづった。
この日の会見は同局によると「東京放送記者会などが主催する定例記者会見を前倒しして行ったもの」で、参加は記者会に加盟する新聞社に絞り、民放キー局やNHKは質問ができない「オブザーバー参加」だった。さらに中継はなかった。
西アナは「テレビ局が自局の会見のテレビ撮影を禁止するなんて、自分で信頼をどぶに捨てるみたいなもんじゃないの?」と投げかけた。別の投稿で「被害者のプライバシーを守る必要はある。だから生中継が必須とは言わない」とした上で「プライバシーを守りつつ説明責任を果たすにはどのような会見設定がいいか、どこまで考え抜いたのだろう。フリー記者排除、録画NG、それが最適解だったのか。。。」とつづった。
岡山県岡山市出身の西アナは大阪大卒業後の94年に毎日放送へアナウンサーとして入社。14年10月に14歳年下の一般人女性と結婚。2人の男児に恵まれる。毎日放送の名物番組「ちちんぷいぷい」に出演していた。2022年4月1日から相愛大共通教育センターの客員教授を務め、共生社会論を市民性(シティズンシップ)育成論を担当。