新・帝国劇場の概要発表 舞台と客席の向き90度変えエントランスからまっすぐ進んだ正面に配置

新・帝国劇場の概要について会見した東宝の池田篤郎演劇本部長（左）、小堀哲夫さん

30年度開場予定の新・帝国劇場の概要に関する記者発表会が16日、東京・有楽町の帝国劇場で行われ、設計者に決まった建築家小堀哲夫さん（53）らが出席した。新劇場は、これまでと舞台、客席の向きを90度変え、エントランスからまっすぐ進んだ正面に配置される。客席数は現在の劇場と同等数で、舞台の見え方やトイレの行列などを検証して計画を進めているという。66年に開場した現在の劇場は、2月をもって休館し、建て替えられる。東宝のエンタテインメントユニット演劇本部の池田篤郎さんも出席した。