橋本環奈がヒロインのNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~金曜)の9日に放送された第69回の平均世帯視聴率が13・0%(関東地区)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は7・4%だった。瞬間最高は初回の16・8%。
時代は平成の“ど真ん中”、平成16年(2004年)。ギャル文化と出会った“平成ギャル”米田結が、栄養士として人の心と未来を結んでいく平成青春グラフィティ。「縁・人・未来」を結んでいく様子を描く。結は幼少期、神戸で暮らしていたが阪神・淡路大震災に被災。福岡・糸島に移住し青春時代を過ごした。高校卒業のタイミングで一家そろって神戸に戻り、栄養士を目指していく。
音楽担当は映画「呪術廻戦0」やアニメ「東京リベンジャーズ」などを手がけた堤博明氏。語りにリリー・フランキー。主題歌の「イルミネーション」をB’zが務める。
あらすじは、炊飯器の試食会で、試食する社内モニター10人の欠員が当日になって分かり、担当の翔也(佐野勇斗)は補充するために社内を奔走した。人が集まっていない状況で開発部の面々は諦め、撤収を始めた。すると翔也が息を切らせ戻って来て、以前に所属していた野球部が協力してくれることになったと伝え、その野球部員や監督らが会場に入って来た。そして試食会が無事に終わった。翌日、結は食堂で出す地元野菜を使ったメニューを考えた。その定食はすごい勢いで売れ、社員から「おいしかった」「最近、体調がよくなった」と評判を得た。また翔也も、年齢や性別、体形など細かくまとめたアンケート、さらには冷めた状態のご飯のことなどを書いた意見も高評価を得て、開発部から感謝された。翌年の元旦、米田家では結と翔也が二人のこれからの生活について話すために、翔也の両親にも来てもらった。