元NMB48で日本酒店「ゆい酒店」を経営する高野祐衣（31）が8日、大阪市内で新商品発表会見に出席した。
日本酒好きが高じ、東京・西浅草で「ゆい酒店」を経営する高野が、どぶろくの製法を生かし、クラフトビールなども製造する大阪・西成の醸造所「Derailleur Brew Works」とコラボ。高野が日本酒をプロデュースするのは3品目となる。
昨年、「何か楽しい、おもしろいことを大阪で」と高野からアプローチ。酸味のある酒が好きな高野の要望を受け、同社が9月から発酵を開始。「ビューティー」をテーマに美容成分を意識しつつ、飲みやすさを両立した酒「DB－69 Paragraph y（U）i2024」（税込み2470円、750ミリリットル）を12月に完成させた。
ラベルには着物姿の高野がデザインされており、「飲んで体に良いし、食事にも合う。女性や若い人はもちろん、幅広い年代の方に飲みやすいし、おいしいって言ってもらっている。ラベルも私に似せてもらって、とても気に入っています」と喜んだ。
NMB48の2期生として活動し、15年に卒業。活動4年ほどで卒業したこともあり、「あまりOGとは付き合いはない方かも」というが、「少し前に、渋谷凪咲ちゃんとかまいたちの濱家（隆一）さんがロケの合間に店に来てくれました。濱家さんはもう3回くらい来てくれて、毎回スタッフさんの分もお酒を買ってくださってます」。今でも付き合いを大切にしてくれることに感謝した。
22年からは経営者として奮闘する日々を送る。各地の酒を仕入れたり、プロデュースしたり「化学の実験みたいで楽しいです」と笑顔を見せた。
タレントの稲村亜美とは飲み友達で「仕事の話はしないですね。プライベートのトークします。恋愛トークも」とぶっちゃけたが、年末年始の芸能界の相次ぐ結婚発表には「SNSで人の結婚した姿を見るのはうらやましいとか、私もいつかとか増えてるなって思いますけど、私は今、仕事が勝負の年」ときっぱり。
飲食店をオープンさせることも決まっており、「これまでに経験がないことをやっているので、すごいバタバタ。この1年は結婚はせずに仕事を頑張ります」と仕事に打ち込むつもりだ。
今年は大阪・関西万博も開催される。「マネジャーから『吉本も万博の枠があるから、何かやれるんじゃない？』って言われました。海外の方もたくさんいらっしゃるでしょうし」と日本酒の魅力を広めるチャンスに期待。「アジア圏とか日本酒が日本人より関心があるくらい注目されている。ゆくゆくはワールドワイドにいきたい。“SAKE GIRLで”」と目を輝かせていた。
高野は11日に大阪・YES NAMBA広場で「DB－69 Paragraph y（U）i2024」の発売イベントを行う。
「着物を着て参戦しようかなって思ってます。NMB劇場の前。10年前は毎日通っていたすごく思い入れのある場所。10年後にお酒の販売の形で帰ってこれるのはおもしろい。アイドルしてたんですけど、今お酒を売っているっていうギャップはおもしろいかな」とアピールしていた。
