元参院議員で法大教授だった女性学研究者の田嶋陽子氏(83)が15日、読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(日曜午後1時30分)に出演。番組では「名(迷)言暴言大賞」をテーマに、パネリストたちが今年、心に刺さった名言を取り上げた。
同番組に何度も出演し、9日に77歳で亡くなった小倉智昭さんの言葉を紹介した。
「とにかくスタッフを大切にして、スタッフとうまくやることが、番組を長続きさせるコツ」
小倉さんの言葉を名言として挙げた田嶋氏は「私はテレビに出たときから男にも女にも嫌われることを言っていた。司会者も出演者も、私をみて、なんとなく居心地が悪げな、のっぺりとした表情だった」と振り返り、「小倉さんだけは、こっちをみて一瞬、間があり、『ホントは話がしたいんだけど』という表情をしてくれるんですよね。ここで激論していて、私が反論を受けていたとき、小倉さんが加勢してくれたような発言をしてくれた。とてもうれしかった」と声を震わせた。