フジテレビ佐々木恭子アナ(51)が15日、同局系「ワイドナショー」(日曜午前10時)に出演し、77歳で亡くなった小倉智昭さんと、同局系の朝の情報番組「とくダネ!」で共演した際、生放送の鉄則についてCM中に簡潔に指導されたと語った。
MC東野幸治(57)が小倉さんのプロフィルについて「小倉さん、テレビ東京の元アナウンサーだったんですけれども、就職活動中にフジテレビのアナウンサー試験も受けていました。最終選考で不合格。試験の際に将来やりたいというのが朝のワイドショー。小川宏さんみたいに朝の8時からやりたい、っていうふうに言っていた。で、この小川宏ショーというのは、1965年から82年まで4451回放送していた。小倉さんの『とくダネ!』が抜いた、という」と説明した。
佐々木アナは「本当に優しいので、いろんな人が輝くようにパスを出してくれるんですけど、まだ私、若かったので、自分の言いたいことがまとまらないまま、ダラダラしゃべっちゃったりするんですよ。そうすると生放送だから、CMの時に『恭子ちゃん、どんなにいいこと言おうと思っても、人は生放送で30秒以上聞いてくれないよ』って。ちゃんといいたいことギュっとまとめて伝えなさい。なんかそれが自分の中でいい教えになってますが、30秒超えましたよね」と涙を流しながら力説し、スタジオを笑わせた。