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和田真人「大宮セブン」映画舞台あいさつで妻・吉木りさ美ぼう褒められ屋号は「うらやまし」


映画「くすぶりの狂騒曲」の公開記念舞台あいさつが新宿で行われ、和田正人を始め16人が登壇しました。この映画は大宮で活動するお笑いユニット「大宮セブン」の実話を元にしており、結成10周年を迎えた彼らの初期メンバーが直面した苦難と成功を描いています。和田はこの大勢での舞台あいさつの雰囲気を面白く演出し、「山崎賢人でいきます!」と観客の笑いを誘いました。大宮セブンのメンバーは特製の「屋号Tシャツ」を着用し、和田と駒木根にも屋号が授けられ、和田は映画のテーマである挑戦と成長を語り締めました。

映画「くすぶりの狂騒曲」舞台あいさつを行う、左から大波康平、和田正人、駒木根隆介、安部浩章(撮影・中島郁夫)

和田正人(45)が14日、東京・新宿バルト9で行われた映画「くすぶりの狂騒曲」(立川晋輔監督)公開記念舞台あいさつで、総勢16人が登壇した舞台の真ん中に立ち「何か今日、すごく居心地悪いっす」と漏らした。自身が演じたタモンズ大波康平(42)ら、お笑いユニット「大宮セブン」の面々も集結し「本物に囲まれているし、こんな大人数で舞台あいさつ! この人数、総製作費20億の『キングダム』とかでやる。気分は山崎賢人でいきます!」と言い、客席の笑いを取った。

「くすぶりの狂騒曲」は、2014年(平26)に、さいたま市で開業した「大宮ラクーンよしもと劇場」オープンに合わせて、同年10月に大宮を盛り上げるために結成されたユニット「大宮セブン」の実話を元にした作品。東京の劇場でくすぶり続けた「マヂカルラブリー」らが集められ“島流し”とやゆされ、当初はほぼ無観客ライブの毎日の中、メンバーは自ら煙の中での営業など数々の修羅場をくぐり、今では多くのメンバーが数々の賞レースで結果を残す。結成10周年を迎えた大宮セブンの初期メンバーながら、飛躍のきっかけをつかめない状況に葛藤した「タモンズ」を中心に、成功を夢見る芸人たちの軌跡をたどった。

大波は「僕は最初、見た時、和田さんが格好良く、自分のことじゃないようで冷静に見られた」と映画を見た感想を口にした。お気に入りシーンについては、相方の安部浩章(42)を引き合いに「高校時代の回想シーンで、安部さんがイヤホンを聴いて外を見て天才ぶっていたのが100%ウソで、冷めました。独りでいたのは本当ですけど、嫌われていたんで…お気に入りシーンです」と言い、笑った。安部は、自身を演じた駒木根隆介(43)について「駒木根さんは、何なんですかね? 本当に同じ…僕と一緒なんですよ、全部。フォルムとベルトの穴も一緒…交換できる」と、再現率の高さを絶賛した。

大宮セブンメンバーには、それぞれ屋号が付いており、白Tシャツに屋号を書いた「屋号Tシャツ」を着用する。和田と駒木根にも檀上で屋号を送ろうという流れになった。大波から命名者に指名されたGAGの安田ファニー(41)は「まさし、さとしで!」と叫んだが、即、却下された。

安部は「和田真人さんのお子さまと奥さまにお会いしたんですよ。吉木りささんがきれいで、かわいらしいお子さまが2人いて、うらやまし」と和田の屋号を決めた。そして、駒木根には「『太し2』で」と、この日、登壇したマヂカルラブリー村上(40)の屋号「太し」の“2代目”を推薦した。

和田は「良いんじゃないですか? そのTシャツ、着させてください!」と、大宮セブン直々につけられた屋号を歓迎した。そして、最後に「まだまだ、くすぶっている役者ばかりで、俺たちの『狂騒曲』でもある。1人でも顔を多く覚えていただきたい。ここからは(映画を)皆さんに手渡し、手放しと、育てていくのは皆さん…以上、山崎賢人でした!」とあいさつし、締めた。

この日は、辻凪子(29)、囲碁将棋・文田大介(44)と根建太一(43)、GAGのSJ(41)福井俊太郎(44)安田ファニー(41)、すゑひろがりず南條庄助(42)ジェラードンのアタック西本(37)かみちぃ(37)、主題歌「悪い恋人」を手がけた河口恭吾(50)も登壇した。

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