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天海祐希「銭天堂」紅子演じるため特殊メーク3時間も… なにわ大橋和也に「笑かしたでしょ?」


映画『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』の初日舞台あいさつがTOHOシネマズ日比谷で行われ、主演の天海祐希が登壇しました。児童小説を原作とするこの作品では、天海が不思議な駄菓子屋の主人・紅子を演じます。天海は約3時間をかけた特殊メークで原作のルックスに近づいた役作りを語り、競演するなにわ男子の大橋和也に「笑わせたでしょ?」と冗談を飛ばしました。大橋は教師役を演じ、特殊メークへの挑戦を希望する意欲を表明。上白石萌音や伊原六花もそばで作品への思いを語り合いました。

映画「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」初日舞台あいさつに登壇した天海祐希(撮影・村上幸将)

天海祐希(57)が13日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた主演映画「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」(中田秀夫監督)初日舞台あいさつで、なにわ男子の大橋和也(27)に「あなた、私のこと笑かしたでしょ?」と突っ込んだ。

「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」は、13年に刊行がスタートした作・廣嶋玲子氏、絵・jyajya氏による児童小説シリーズ「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」(偕成社刊)の実写化作品。老若男女、幸運な人だけがたどり着ける、ふしぎな駄菓子屋「銭天堂」を舞台に、願いがかなう「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末(てんまつ)が描かれる。天海は劇中で銭天堂の店主・紅子を、大橋は15年ぶりに母校・わかば南小で5年生の担任を務める、オリジナルキャラクターの新米教師の等々力小太郎を、それぞれ演じた。

天海は、演じた紅子のルックスを原作に近づけて再現するため、約3時間かけて特殊メークを施した。劇中で演じたい役は? と聴かれると、大橋は紅子を挙げ「漫画から出てきたくらいの質感があって、いつか僕って分からんくらいの特殊メークをしたい」と訴えた。

天海は「1回、体験してもらいたい…でも精神統一しないと、クラッと遠い世界に連れて行かれる。顔はピシッとしないと…」と特殊メークについて説明。「つぎ目とか分からなく作ってくれる。気にしないで食べてくださいと言われても、自分では動かしにくい。気になるから食べないじゃないですか? どんどん、やせていきました」と続けつつ、大橋に「あなた、笑かしたでしょ?」と、さらに突っ込んだ。大橋は「ダメよ、と言われると、笑かしたくなるじゃないですか? 毎回、笑かしてました」と笑った。

初日舞台あいさつには、原作の人気キャラクターで紅子をライバル視する謎の駄菓子屋「たたりめ堂」店主よどみ役の上白石萌音(26)と、小太郎の大学時代の後輩で、大手出版社に入社しファッション誌「エレガンス」の編集者を務める相田陽子役の伊原六花(25)も登壇した。

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