俳優田中圭(40)が1日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜午後10時)に出演。代表作となった「おっさんずラブ」について語った。
「おっさんずラブ」出演前について「俳優としては生活できていた」という一方で「ずっと事務所の先輩の(小栗)旬くんがドーンと行ってから、ブレークしないと意味がないと思って。売れることが目的な感じの中で、『鳴かず飛ばず』と言われることもあった」と苦悩を明かした。
そんな中で「おっさんずラブ」が大ヒット。「環境が変わったときにすごく荒れた。ようやく売れたじゃないけど、あまりにも『おめでとう』とか言われすぎて、俺の今まではなんだったんだよって思った」という。
続けて「僕が演じた春田という役のおかげもあって、街を歩いていても、ものすごく好感度が高かったんですよ。それに大して『俺はそんなんじゃねーし!』と、ちょっと病んでいた時期がありまして」と話した。
その後、主演ドラマ「あなたの番です」もSNS世界トレンド1位になるなど、大ヒット。「自分の中で引っ張られなくていいんだというきっかけ。これからも俳優をやっていていいというか、浄化してくれた作品だった」とした。