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選挙プランナー藤川晋之助氏が斎藤元彦氏陣営「摘発」の可能性語る


選挙プランナー藤川晋之助氏は、「ワイドナショー」で公職選挙法違反に関する議論に参加。兵庫県知事選での広報担当者の行動について、警察が動く可能性は「五分五分」とし、内偵はあるが具体的な動きに至る証拠は不足していると述べた。意見の分裂は、斎藤知事を支持する人々と批判する人々の間の政治的シンパシーの差に起因すると説明。告訴があれば警察が動くものの、自己申告が解決を早める可能性があると示唆した。

東京都知事選で石丸伸二氏の「軍師」を務めた選挙プランナー藤川晋之助氏(2024年7月撮影)

今年7月の都知事選で石丸伸二氏(42)の選対参謀を務めた選挙コンサルタント藤川晋之助氏(71)が1日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)に生出演。兵庫県の斎藤元彦知事の再当選した選挙で陣営で広報全般を担当したとインターネット上で書いて炎上したPR会社経営者の行動から警察が動くかどうかについて私見を示した。

公職選挙法違反で斎藤陣営が摘発される可能性があるか、という議論で、MC東野幸治(57)から「これから考えられるのが警察が動くかどうか、はどう思われますか」と質問された藤川氏は「今五分五分で」と前置きして「相当内偵はしていると思いますけど、しかし、根本的に警察が動くほどの根拠が成立していない、というところですね」と答えた。

さらに藤川氏は「なんでこんなに意見が分かれるか、というのは簡単なんです」と語り「斎藤さんをつぶしたいという人たちと、斎藤さんを守りたいという人たちのシンパシー(思いやりや同情)の差で理論が変わっちゃうだけなんですよ」と説明した。そして「こっちは斎藤さんを擁護するためにこういう言葉を使おうか、こっちは斎藤さんをつぶすためにここをやろうか、っていう風になっているのが現状で、フェアな立場で裁定するという人は政治の世界にはあんまりいないですね」と見えない綱引きがされていることをにおわせた。

藤川氏は「誰かが告訴すれば、ここは警察が動いてジャッジするわけ。(告訴)しなければ、なんとなく謎のまま終わる」と話し「あとは本人(PR会社の経営者)が出てきて『こうですよ』と言ってしまったら、解決する問題はあるはず。(PR会社の社長が盛って書いちゃいましたと)それをやればいいのに、それができないなんかおかしいんじゃないか、ってなるし…」と最後は言葉を濁した。

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