今年7月の都知事選で石丸伸二氏(42)の選対参謀を務めた選挙コンサルタント藤川晋之助氏(71)が1日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)に生出演。兵庫県県知事選で勝利した斎藤元彦知事(47)にSNS戦略と広報全般を担当したとインターネット上で書き込んだPR会社経営者の行為についてコメントした。
藤川氏は「基本的にわれわれの立場は黒子ですから、こういう問題に対して(PR会社の経営者のように)私がやりましたなんてまったく言わない」と話すと、MC東野幸治(57)からは「こういう風に発言しない、文章にしない」とあらためて確認された。藤川氏は「(PR会社の経営者が)なんてヤバいこというんだろう。有名な選挙プランナーの連中と電話をしあって『大丈夫か、こんなことされたら、われわれ仕事ができなくなるじゃないか。すべてあぶない』ってなってしまった。選挙活動と政治活動がある。この間のグレーゾーンが一番難しい」と話した。
さらに「ここをなんとか選挙違反をしないように、われわれも警察当局と話し合いながら、この辺までは大丈夫ですか、と」と具体的な打ち合わせをしている内幕なども語った。東野から「警察との話し合いもされてるんですか」と問われて藤川氏は「やりますよ。細かいんですよ、警察は。例えば、宣伝カーのウグイス嬢いるでしょ、よくウグイス嬢の人がチラシを持ってるじゃないですか。チラシそのものは腕章をつけた運動員の人が配るものであって、あなた(ウグイス嬢)がそれをやるのは選挙違反ですって言って、あるときに2人ウグイス嬢が引っ張られたことがあるんです。なんでそんなこと言うんだ、と思うでしょ。そのぐらい細かいんです」と答えた。