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宮崎謙介氏「どっちかがウソを言っている」「白黒はっきりは捜査」斎藤元彦知事めぐる問題に言及


元衆院議員の宮崎謙介氏がテレビ番組に出演し、兵庫県知事選での広報活動を巡る公選法違反の疑惑についてコメントしました。PR会社の女性経営者がSNSでの広報活動を行ったことに対し、報酬の有無や活動の適法性が議論されています。斎藤元彦知事は「独りぼっち選挙戦」としながらも、女性経営者はSNS運用指針を事前に計画し、選挙の結果に影響を与えたと指摘されています。宮崎氏は、このような広報活動が逆風を乗り越える手段として不可欠と述べ、選挙キャンペーンの一部として許容される可能性を示唆しました。ただし、曖昧な点が多く、捜査で真相を明らかにすることが必要との見解も示されました。

宮崎謙介氏(2020年2月撮影)

元衆院議員の宮崎謙介氏(43)が1日に放送された読売テレビのバラエティー「上沼・高田のクギズケ!」に出演。同番組では兵庫県知事選でPR会社の女性経営者が再選された斎藤元彦氏(47)の広報全般を担ったとするインターネット記事を公開し公選法違反の指摘が出ている問題を取り上げた。

女性経営者が20日付でインターネットの投稿プラットフォーム「note(ノート)」に記事を公開し、記事で広報全般を任されたとした。斎藤氏は組織がない「独りぼっち選挙戦」と訴えていたが、女性経営者は告示日(10月31日)までの「種まき」「育成」と投開票日(11月17日)に向けた「収穫」の3段階からなるSNSの運用指針を紹介した。

宮崎氏は「きれいなストーリーをどうつくるのかとかは考えたりする。いかに同情を集めるか、みたいに逆風のときはこうしたらと考えるけど、基本的には陣営がそもそもやらなければいけない」。場合によっては陣営が主体となり“台本”を作ることがあると明かした上で、今回の斎藤氏の再選について「(斎藤氏は)逆風だった。どうやってひっくり返すのか、劇的な勝利だっただけに、PR会社の社長さんは言いたくなちゃったんだと思う」と話した。

斎藤氏の代理人はPR会社へのポスター制作費などの支払いは適法で、同社側の交流サイト(SNS)での広報活動は「ボランティアで、報酬を支払う約束もない。運動員買収には当たらない」と「違法性」を否定。PR会社の女性経営者は沈黙を保っている。「どっちかがウソを言っていることになっているので、白黒をはっきりさせるのは捜査でしかないと思います」と話した。

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