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明石家さんま「悔しい」感情は「自分自身の過信から」 「ウソ」と「ホラ」の違いも解説


明石家さんまはMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」で、自身の「悔しい」という感情について語った。彼は他人より「悔しい」感情が少ないと感じる理由として、自分自身を過信しないことを挙げた。勝敗にはこだわりがあるものの、人の言葉による悔しさはないと述べた。また、悔しさが反発力や原動力になることは理解しつつ、そのストレスは健康に良くないとも考えているとした。続いて「ウソ」について、ウソにも用途があるとして「ウソとホラ」の違いを説明。家庭では子供に「ウソをつかない」方針を守る一方で、脚色とウソの違いを子供に説明する難しさを語った。

明石家さんま(2023年2月撮影)

明石家さんま(69)が、30日夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。「悔しい」という感情への考えを語った。

番組の中で「悔しい」思いへ話題が及び、さんまは「みんなより、おれは『悔しい』のが少ないかも」と言うと、村上ショージが「悔しいとか、あるんですか?」と質問。さんまは「おれ、あんまり悔しがることがないんで」と返し、理由を続けた。

「いつも言うように、おれ、自分自身を過信してないんで。自分を『もっとすごい人』と思ってるから悔しがるんやろ? おれは、おまえらの言うこと、『そうか』って思うだけ」

自他の評価不一致から悔しさにつながる仕組みを説明。ただし「まあ、ゲームで負けるのは悔しいか。そうか、ギャンブルとかで負けたら悔しいか」と、勝敗へのこだわりはあるものの「人に何か言われて悔しい(と)いうことはないけど」と繰り返した。

さらに“悔しさをバネに”という反発力、原動力になることも理解していると言い、その上で「悔しいというのはストレスやから。あまり悔しがらない方が体のためにはいいんですよ。まあまあ、頑張ることには必要かもしれんけど」とまとめた。

また、続くコーナーでは「ウソ」をテーマに進行。この日、久々に出演した高橋愛が、義母を尊敬しており、その理由を「ウソがないから」と明かすと、さんまは「ウソ」への考えも口にした。

「ウソも必要な時あるやん。人の心を傷つけるのがウソで、傷つけないのがホラ。ホラならいいんですよね。でも、ウソも方便って言葉があるように、ウソも必要やと思うな」

相手を気遣っての「ウソ」もあるとし、一方では「ウソだけはつくな」が「IMALU、二千翔育てる時のウチの家庭方針でしたからね」とも語った。

「でも、テレビ見てて『(さんまが)ウソばっかりついてる』って(笑い)。おれは『あれ、ウソちゃうねん。脚色や』言うたんやけど、『脚色ってなあに?』って言われて、ん? 難しいな~思(う)て。3歳の子に『脚色』説明すんの、難しい」

思案を重ねても、子供に説明できるわけもなく「そのうち分かる、言うたの覚えてる」と笑いながら、振り返っていた。

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