テレビ朝日系「徹子の部屋 大谷翔平SP」(午後7時)が28日、放送された。番組の最後、黒柳徹子がプロ野球のレジェンド、王貞治氏、長嶋茂雄氏、星野仙一氏と対話している同番組の過去映像が公開された。
黒柳は野球のルールに詳しくないことを公言している。91年の放送に、当時51歳の王貞治氏が出演。黒柳は左打者の王氏を相手に「右の人(打者)は一塁が見えてるわけじゃないですか。障害物が無いっていうが分かるわけでしょ。打ったら走ればいいでしょ。左打ちの方は(一塁が)見えてないから、1回振り返った時に障害物があるかないか見なきゃいけない。その時間が無駄だから、(打った後に)三塁へ走ったらどうかな」と助言。王氏は「(障害物が)ないのは分かってますから」とサラリと交わすものの、黒柳は「芸能界っていうのはね、今ここに何もなくても次の瞬間、何があるのか分かりませんから」と食い付いた。
03年の放送には、当時67歳の長嶋茂雄氏が出演。“プロ野球の太陽”相手に「本当に申し訳ないんですけど、バッテリーって何ですか」「野球はお好きでいらっしゃる?」などと質問。長嶋氏は動じずに「大好きです」と笑顔を見せていた。
故星野仙一氏は39歳当時の86年に出演。146勝の自身を「数字的には大したことない」と謙遜し「もっと素晴らしい人がいっぱいいる」と語る星野氏に対し、黒柳は「例えば誰が?」と質問。星野氏が「金田さん…400勝」と答えると、黒柳は「やっぱりすごいですね」とコメントしていた。