元衆院議員の宮崎謙介氏(43)が30日、大阪市内で、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜午前9時30分=関西ローカル)に生出演。斎藤元彦知事が再選された兵庫県知事選での広報やSNS戦略をめぐり、公職選挙法に抵触する可能性が浮上している問題に言及し、実体験を明かした。
宮崎氏は「ポイントは『運動員買収』があったかどうか。あればアウトです。選挙になると電話作戦、電話がけ、するんですけど、絶対にボランティアなんです。時給とか払っちゃいけない」と言い、話を続けた。
自身の選挙活動時については「僕の場合は、有休とって手伝ってもらった」と明かした。
「経営者ならいいんですが、(会社員など)人からお金をもらってる場合。企業側がお金を払っていれば、間接的に(企業が)その方々を送ってるってことになって、買収になる(おそれがある)。なので、有休をとってもらて、手伝ってもらっていました。『有休とってきましたよ、安心してください』って、みんなきましたから」
宮崎氏は自身の活動を振り返り、「それぐらい、この公選法に(対処)してるんですよ」と強調した。
経済学者の高橋洋一氏も「特定の選挙と特定の人に応援ってのも、選挙運動になるんですよね。なので選挙中は、そこはすごく注意しています」と、SNSなどの活用にも留意していると明かした。