フジテレビの定例会見が29日、東京・台場の同局で開かれた。
今年4月入社の新人、上垣上垣皓太朗アナウンサー(23)が「めざましどようび」に出演した際に、先輩のアナウンサーから容姿を揶揄(やゆ)されたような動画が、ネット上で批判を浴びて炎上していた。
港浩一社長(72)は「YouTubeにアップした映像に多くのご意見、指摘をいただきました。制作側は、誠実な上垣アナウンサーの健闘ぶりを伝えたいと思いで公開したと思います。阿部華也子さん、西山(喜久恵)アナ、生田(竜聖)アナは後輩思いで優しいアナウンサー。これからも運営を含めて温かく見守っていただければ」と話した。
この日の進行役を務めた西山喜久恵アナウンサー(55)は「今回、不快な思いをされた方がいらっしゃったことを私、そして生田アナ、阿部華也子アナも深く受け止めています。上垣アナは大切な後輩で、研修の頃から知っています。緊張を解こうとあのような表現になってしまったんだと思う。巻き込んでしまったので、3人とスタッフであやまりました」と説明した。