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フジテレビ港浩一社長、訴訟取り下げ松本人志の会見について「吉本さんと松本さんが決めること」


フジテレビの港浩一社長は、ダウンタウン松本人志が名誉毀損訴訟を取り下げたことについてコメントしました。港社長は、松本と吉本興業がどのように行動するかは彼らに委ねられていると述べ、フジテレビとしては人権尊重を期待しているとしました。また、松本の活動再開には説明が必要とし、それがどの形式になるかは松本側の決定次第であるとしました。フジテレビは吉本興業の株主として、より人権を重視した番組制作をパートナーとして推進する立場を示しました。

フジテレビの港浩一社長(2022年10月撮影)

フジテレビの定例会見が29日、東京・台場の同局で開かれた。

港浩一社長(74)は、今月8日に週刊文春らを相手取った名誉毀損(きそん)の民事訴訟を取り下げたダウンタウン松本人志(61)について「訴訟を取り下げたことについては認識があります。(所属の)吉本興業の幹部が弊社の編成幹部を訪ねてきて、話をしている。人権尊重、適切な対応を期待しています。今現在は、活動を禁止していると考えています」。適切な対応が、松本本人が会見することかという質問には「吉本興業さんと松本さんが決めることと考えています」と話した。

松本の仕事復帰については「説明のないままなら、考えづらいことと思います」。それが会見かどうかは、再び「吉本さんと松本さんが決めること」とした。

フジテレビは吉本興業ホールディングスの株主だが、株主として改善要求するかについては「私どもの方針として人権を推進していることを常に伝えているので、それを進めていく。株主としてというより、番組を作るパートナーとして。立場、立場で変わることはない」と話した。

松本側の“説明”とは、フジテレビに対してのものかという質問に対しては「一般的に対してだと思う、仮の話だが。訴えは取り下げたが謹慎は続いている。その後の動きはわからない。動きがあったら報告があるのかなと思う」。そして「『再開します』(と報告)の時点で適切に判断します」と話した。

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