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「正体」が作品賞など3冠、主演男優賞は横浜流星 第49回報知映画賞が決定


2024年11月、映画『正体』が第49回報知映画賞にて作品賞・邦画部門を含む3部門で受賞しました。監督は藤井道人、主要な配給は松竹が担当しています。主演男優賞には同作品での演技が評価された横浜流星、助演女優賞は吉岡里帆が選ばれる快挙となりました。他の受賞作品には、作品賞・海外部門の『シビル・ウォー アメリカ最後の日』やアニメ作品賞の『ルックバック』が挙がっています。また、石原さとみは『ミッシング』の演技で主演女優賞に輝き、助演男優賞には『かくしごと』の奥田瑛二が選ばれました。監督賞は『ラストマイル』の塚原あゆ子が獲得しています。さらに、新人賞は越山敬達と中西希亜良が『ぼくのお日さま』での演技により受賞しました。特別賞は、平泉成と草笛光子にそれぞれの長年の映画界への貢献を称えて贈られました。

映画「正体」完成披露舞台あいさつに登壇した横浜流星(2024年11月撮影)

第49回報知映画賞が26日に発表され、「正体」(藤井道人監督)が作品賞・邦画部門など「3冠」に輝いた。各賞と選考理由は以下の通り。

◆作品賞・邦画部門 「正体」(藤井道人監督、配給松竹)

◆作品賞・海外部門 「シビル・ウォー アメリカ最後の日」(アレックス・ガーランド監督、配給ハピネットファントム・スタジオ)

◆アニメ作品賞 「ルックバック」(押山清高監督、配給エイベックス・ピクチャーズ)

◆主演男優賞 横浜流星(「正体」の演技に対して)

◆主演女優賞 石原さとみ(「ミッシング」の演技に対して)

◆助演男優賞 奥田瑛二(「かくしごと」の演技に対して)

◆助演女優賞 吉岡里帆(「正体」の演技に対して)

◆監督賞 塚原あゆ子(「ラストマイル」の演出に対して)

◆新人賞 越山敬達、中西希亜良(ともに「ぼくのお日さま」の演技に対して)

◆特別賞 平泉成(「明日を綴る写真館」の演技と長年の映画界への貢献に対して)、草笛光子(「九十歳。何がめでたい」の演技と長年の映画界への貢献に対して)

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