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斎藤元彦知事の疑惑めぐり元鳥取知事が公選法見直し提言「良い機会ですから必要な改正は早急に」


元鳥取県知事の片山善博氏が、兵庫県知事選で再選した斎藤元彦氏に対する公職選挙法違反の疑いを受け、同法の見直しを提言しました。片山氏は、生出演した番組でSNSに対する法律の規定の少なさや、選挙運動の現代に合った見直しの必要性を訴えました。また、斎藤知事支援のために立候補した立花孝志氏のケースに触れ、公職選挙法の意義を強調しました。現行法を無視することの危険性にも触れ、法の公正な適用を求めています。この発言は選挙運動の在り方についての議論を呼び起こしました。

斎藤元彦氏(2024年9月26日撮影)

元鳥取県知事の片山善博氏(73)が25日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に生出演。兵庫県知事選で再選した斎藤元彦氏(47)に対し、公職選挙法違反の疑いが指摘されている件に言及した。

片山氏は公職選挙法でSNSなどの規定が少ないことに言及。「現状を踏まえて、現行の公職選挙法との間にどういう齟齬(そご)があるのか、何が足りないのか、良い機会ですからきちっと整理して、必要な改正は早急に行うべき」と持論を述べた。

続けて「選挙運動は立候補した場合、自分が当選するために行うのに、人を当選させるために立候補するなんて想定していなかった。ところが今回出てきた。そういうことを含めて、大幅な現代にあった見直しが必要」と、斎藤知事支援のため立候補した立花孝志氏を念頭に発言した。

一方で、「現行法で選挙運動をやっているのだから、今の公職選挙法は古いから無視していいというわけではない」と指摘。「今回の問題も現行法に照らして、合法だったのか違法だったのかは、きちんとやらないと公正さが失われる」と主張した。

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