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宮崎謙介氏「調べていくうちに、結構根深い問題」 兵庫県知事選への出馬断念の理由明かす


元衆議院議員の宮崎謙介氏は、兵庫県知事選への出馬を一時検討するも、最終的には断念した経緯を明かしました。宮崎氏は、知事選への関心は兵庫県職員の死をきっかけに生まれたと説明しましたが、問題の根深さに直面し、「もう少しちゃんとした組織がある人が適任」と感じたため出馬を断念したと述べました。宮崎氏は選挙前に3度の事前調査を行い、対立候補の稲村氏が有利と予想していましたが、選挙結果は斎藤氏の追い上げによって変動し、最終的には斎藤氏が再選を果たしました。

宮崎謙介氏(2020年2月撮影)

元衆議院議員の宮崎謙介氏(43)が、23日放送のカンテレ「8ちゃめちゃ生テレビ ドっとコネクト関西ドないやねんトピックス総ツッコミSP」(土曜午前11時25分)に出演。斎藤元彦氏が再選を果たした兵庫県知事選への出馬断念について経緯を語った。

宮崎氏は11月17日に投開票が行われた兵庫県知事選への出馬を検討したものの、断念したことを明かしていた。

この日の番組で選挙結果について取り上げ、MCのフリーアナウンサー石井亮次(47)から「宮崎さんは、『兵庫県知事選挙、俺も出ようかな?』みたいな状況が一瞬ありましたけど…」と聞かれると、宮崎氏は「抑えられない衝動が…」と笑いを誘う。

石井アナの「兵庫、関係あるんですか?」との問いには、「母方のルーツが兵庫に…」と明かし、「(関係が)遠そうですね、それは」とツッコまれた。

宮崎氏は経緯について、「兵庫とは縁遠いんだけど、県職員の方が亡くなられて、いろいろ調べていくうちに、ちょっとこれは『自分も立ち上がって、何かやりたいな』という気持ちになったんですよ」と話す。

しかし、「調べていくうちに、やっぱり結構根深い問題だし、報じられている問題だけじゃないんだなということにいろいろ当たって。自分は2ヶ月ぐらいしか準備期間がなかったんで、これはちょっと、もう少しちゃんとした人、ちゃんと組織がある人がやった方がいいなと思って引いた、という感じです」と説明した。

宮崎氏によると、当初は斎藤の勝ちは「正直、見えなかった」と振り返る。「一応、私も本気で出ようと思ったので、事前調査を3回やっているんですよ。稲村(和美)さんが40ポイントぐらい取っていて、斎藤さんが22~3だったんですよ。ほぼダブルスコアぐらいの差があって、これはもう斎藤さん難しいんだろうなと思っていたら、だんだん上がってきて、投票日の1週間前には40%対35%まできていた。かなり追い上げていて、残り3日前まできた時には、ほぼ逆転していたんじゃないかな。SNSを含めムーブメントが起こって、こういう結果になったのかな」と分析していた。

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