小澤征悦(50)後藤剛範(41)が22日、都内で、映画「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」(上田慎一郎監督)初日舞台あいさつに出席した。
小澤は10億円の脱税疑惑のある企業の橘大知社長、後藤は詐欺グループの1人で当たり屋の村井竜也を演じている。
後藤は「小澤さんには裏で稽古をしてもらった。スタンバイの時間に鏡を見ながら教えてくれた」と感動的なエピソードを開かした。小澤は「本当に? 覚えていないよ」と笑ったが、「うそ。覚えているよ」とちゃめっ気たっぷりに話した。
だがその後、「知的な詐欺師の中で、後藤が演じた役が体力派なんです」と切り出すと、「だまされていることに気付くシーンがあって、そこで(後藤と)ぶつかるんですけど、それが軽トラックにぶつかったような衝撃で、頸椎(けいつい)をやりそうになった」と明かした。
「それで、ぶつかり方を稽古しようと思って。本気でぶつかられたらねぇ…」と話すと、後藤は「えっ!? そうだったんですか」と驚きを隠せなかった。
小澤は「でも、そのおかげでスリリングなシーンになったと思うので、ぜひチェックしてください」とアピールした。