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松前ひろ子、三山ひろし、小山雄大 そろい踏みでコンサート「いい夫婦の日」恒例ディナーショー


演歌歌手の松前ひろ子と三山ひろしが11月22日、東京で恒例の「いい夫婦の日」ディナーショーを開催しました。ショーは今年で24回目を迎え、本来は松前の故夫で作曲家の中村典正との共演だったものを、現在は次女の夫である三山が引き継いでいます。今年は新たにデビューした小山雄大も参加しました。三山は紅白歌合戦に10回連続で出場する予定で、けん玉の技術向上にも意欲を見せています。一方、松前は歌手として55周年を迎え、師匠としての役割も果たしつつ「まだ歌いたい」との意欲を示しました。

「いい夫婦の日」恒例のディナーショーを行った、左から小山雄大、松前ひろ子、三山ひろし

演歌歌手松前ひろ子(74)と三山ひろし(44)が22日、都内で「いい夫婦の日」恒例のディナーショーを行った。今年で24回目(うち2回はコンサートのみ)。

もともとは19年に死去した夫の作曲家中村典正さんと松前が行っていたが、次女と結婚をした三山が引き継いで開催している。今年4月にデビューした小山雄大(21)も加わった。

松前にとって一番弟子となる三山は10回連続の紅白歌合戦出場を決めた。「ここまでくると責任感が増えてきます。何を歌うのか、どういう演出をするかはまだ決まっていないが、最高のパフォーマンスをしたい」。昨年のステージではけん玉のギネス記録に挑戦したが失敗した。「もしやるならばぜひ成功させたい。10回目の有終の美を飾りたい」。けん玉の腕前は現在4段だ。「5段を目指して昇段試験を受けてるが全部落ちている」と明かして「けん玉は人生と密接に関わっている。歌とけん玉の比重は僕には同じなんです。けん玉は常に研究。歌も研究して消化することが大切。努力を重ねて成功する。人生の歩み方と同じなんです」。

三山にとって弟弟子の小山はレコード大賞の新人賞を獲得した。「4月にデビューしてから全国各地で『道南恋しや』を歌ってきました。(12月30日の放送では)1年の感謝の気持ちを込めて歌いたい」と力を込めた。

松前は師匠として2人の弟子を育てつつ、自身も歌手として55周年の節目を迎えている。「1人では歩いてこれない道のりでした」と振り返って「11月5日のコンサートで、いとこのサブちゃん(北島三郎)に『松前さん、まだまだ声が出るね。頑張りなさい』と認めてもらった。その言葉に感謝して、あと少しだけ歌っていきたい」。事務所社長、師匠、そして現役歌手として“3刀流”の奮闘を誓った。

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