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元近鉄の佐野慈紀氏、桂雀々さん悼む「またあの笑顔を見たかった」


上方落語出身で東京を拠点に活動していた落語家、桂雀々さんが64歳で急逝しました。所属事務所の発表によれば、彼は糖尿病からくる肝不全で11月20日に亡くなりました。桂雀々さんは大阪出身で、「爆笑王」と称された桂枝雀さんに1977年に入門し、天才のもとで学びました。2011年に東京へ活動の拠点を移した後も東西の落語会に出演していました。彼の死を悼んだ元プロ野球選手の佐野慈紀氏は、SNSで「桂雀々さんはいつも気さくで、笑顔が絶えない人だった」と追悼の言葉を送りました。佐野氏自身も自身の健康問題を抱えた中で、「会いたい人には会っておくべきだ」と悔やんでいます。桂雀々さんは生涯にわたって高座復帰を目指していましたが、叶うことはありませんでした。

佐野慈紀氏(2014年10月撮影)

上方落語出身で、東京に活動の拠点を移していた落語家、桂雀々さんが急死したことが22日、分かった。所属事務所の発表によると、糖尿病からの肝不全により20日に亡くなったという。64歳だった。

近鉄や中日などで投手として活躍し、感染症の悪化で5月1日に右腕の切断手術を行った佐野慈紀氏(56)は同日、X(旧ツイッター)を更新。「桂雀々さん、いつも気さくに声掛けてくれる。笑顔が絶えなかった」としのび、「またあの笑顔を見たかったです。悲しいし、寂しい。ご冥福をお祈りいたします」と追悼。「会いたい人には会っとかないとなと改めて強く思わせる。。。」と悔やんだ。

雀々さんは大阪出身。77年6月に「爆笑王」と呼ばれた桂枝雀さん(故人)に入門した。天才のもとで学び、系譜を受け継ぎ、51歳だった11年に「リセット」を掲げ東京へ拠点を移し、活動していた。東西で落語会などに出演していたが、所属事務所が22日、公式サイトなどで「弊社所属落語家 桂雀々は、糖尿病からの肝不全により、去る11月20日、64歳で永眠いたしました。入院中も最後まで高座復帰を目指し療養に努めて参りましたが、残念ながらその願いは叶いませんでした」と伝えた。

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