「世界最強のプロゲーマー」と称されるFaker(フェイカー、28)が、世界中の青少年へ「謙虚な情熱。青年の時期は人生の方向性を決める重要なタイミング」とメッセージを送った。韓国の国民日報は21日「失敗が今の私を作った」との見出しで、世界のプロゲーマーの中で、最も影響力のあるFakerを特集した。
米ニューヨーク・タイムズが「eスポーツ界のマイケル・ジョーダン」と表現するほど、日本のみならず全世界で最も影響力のある韓国出身のプロゲーマー。特集では、Fakerが「プロゲーマーとして生きてきて得た最も大きな教訓は“失敗も小さな成功である”とのことだ」と話したことが伝えられた。
世界で最もプレイヤー数が多いとされ、最高峰のプロゲーマーがしのぎを削る対戦ゲーム「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」の選手として、2日にロンドンで開催されたワールドチャンピオンシップで5度目の優勝を果たし、文字どおり世界最強を証明。Fakerは「人生は短い。その中で青年期はもっと短い。好きなことをやって、情熱を持って、失敗を恐れない中でも、他の人を尊重することが重要です」とし「無数の失敗の中で謙遜を学んだ。これが学びと成長の核心です」と話した。