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荻野目洋子「芸能人のくせに」批判に反論、政治や国際問題への危機感投稿が反響


荻野目洋子が自身のXアカウントで、芸能人が国際問題について発言することへの批判に対する思いを語っています。彼女は、最近の米国のウクライナへの長射程ミサイル許可に関する報道について危機感を表明し、その投稿の閲覧数が900万件を超えたことに驚きを表現。一部から「芸能人のくせに」との批判があることについて、荻野目は自身の国際問題への関心は幼少期からの環境に由来すると説明しています。また、「職業が何であれ、人は情報を得て学び続ける権利がある」と述べ、批判をやめるよう呼びかけています。彼女はあくまで情報を共有し、家族を守りたいとの思いから発言していると強調しています。

荻野目洋子(2018年撮影)

歌手の荻野目洋子(55)が21日までにX(旧ツイッター)を更新。国際問題などについて発言する芸能人への批判や揶揄(やゆ)に対し、思いをつづった。

荻野目は19日、米国がウクライナに長射程ミサイルでロシア国内を攻撃することを許可した一連の報道を受け、「欧州の危機感と国内ニュースの内容差に、人生で1番危機を感じています。情勢がどんどん変化していて、明らかに朝とは違う…」と危機感を募らせていた。

この投稿は21日午前10時までに閲覧数が900万件を超え、荻野目は「このポストかなり注目の場になりましたね」と反響の大きさに言及。一方、「芸能人のくせに、とかアイドルでさえ気づいた、みたいに言われる事は少し思うところあります」と一部の批判的な声についても触れた。

「亡き父は常にエコノミストの記事翻訳をしていましたし、勤務先は国際労働機関だったので背中を見て育った自分のスタンスは10代の頃から変わらないです」と、幼いころから世界情勢や国際問題に触れることの多い環境で育った。「今は更に子を持つ親として普通に情報を仕入れたい、学びたい、家族を守りたい」との思いから高い関心を持ち続けていることを強調した。

自身の投稿について「何かを煽るつもりも無いです(同じ気持ちを抱く人がいて結果的に広がるのは仕方ない)。偉そうな事を言うつもりも」とした上で、「職業が何であれ仕事の有無も関係なく、人は人として生きる権利があります。そこの批判はお互いやめましょう」と呼びかけた。

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