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田代まさし氏、カメラの前で「公開薬物検査」を実施


元タレントの田代まさし氏が、自身のYouTubeチャンネルで公開薬物検査を行いました。彼は先月27日をもって2年間の保護観察期間が終了し、すべての薬物検査で陰性だったと報告しました。今回の動画では、定期的な検査を続けることで薬物からのリハビリを継続したいと述べ、NPO法人アパリの協力のもと唾液を使った薬物検査を実施しました。検査結果は陰性で、田代氏は自己抑止力と家族の安心のために検査の重要性を強調し、視聴者に潔白の証明を勧めました。田代氏は2019年覚醒剤取締法違反で逮捕され、2022年に出所していました。

田代まさし氏(2024年1月撮影)

元タレントの田代まさし氏(68)が15日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。画面の前で“公開薬物検査”を実施した。

田代氏は、先月27日に更新したYouTubeチャンネルで、同日をもって2年間の保護観察期間が終了したことを報告。同11日をもって保護観察所での薬物検査も終了し、これまですべて陰性だったことも伝えていた。

今回の動画では、「2年間の保護観察が終わりまして、2年間の間ずっと薬物の検査をしてきたわけですが、保護検査が終わって薬物検査がなくなると人間、糸の切れたタコみたくなってしまうものなんで、僕は2年間の保護観察が終わっても定期的に薬物検査がやりたいなっていうことを日頃から思ってたんですが、ダルクの関連会社『NPO法人アパリ』のスタッフに相談したところ、“うちでも検査キットを扱っているのでうちでやってみたら?”ということで、唾液を使って検査をするキットを使って、検査をしてみたいと思います」と説明し、実際に薬物検査キットを使ってカメラの前で唾液検査を始めた。

田代氏は「すごく簡単にできるんですよ」などと言いつつ、キットの白いスティックの先にある綿状のような部分を口に入れて唾液をつけ「毎回、やってないのに、(検査を)やるたびにドキドキします」などと話して検査を開始。

同氏によるとスティックの中央部分に「線が出ればOK、出なければアウト」だという。しばらくすると、スティックの中央部に複数の線が浮き出てきた。そして線をカメラの前で見せつつ「これによって覚せい剤、大麻、ヘロイン、コカインなどがすべて、(薬物を使ってない場合)キットに線が出てまいります。線が出たらOKだと思ってください。使っている人は全く(線が)出ません」と話した。

そして「今回なぜこれをみなさんの前でテストしたかというと、自分の抑止力、自分も安心できる、家族も安心できる。大丈夫だったらできるわけですから、今まで2年間、毎回テストをすることによって自分の抑止力につながっていったので、ぜひみなさんも、こういったもので自分の潔白を証明して自分の人生に役立てていくこともすごく必要なことだと思うので。マーシーもこれから頑張りますんで、みなさんも応援してください」などと続けた。

田代氏は19年に覚醒剤取締法違反容疑などで逮捕。20年に懲役2年6カ月(うち6カ月は保護観察付き執行猶予2年)の判決で服役。22年、SNS上の投稿で「2022年10月27日に福島刑務所を出所しました」と報告していた。

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