女優清原果耶(22)主演のテレビ朝日系ドラマ「マイダイアリー」(ABC制作、日曜午後10時15分)の第2話が3日に放送され、平均世帯視聴率が2・3%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は1・2%だった。
同作は兵藤るりさん脚本の完全オリジナルストーリー。大学時代をともに過ごした仲間との何げない日常と、そのつながりをノスタルジックに紡いでいくヒューマンドラマで、清原は社会人1年目の主人公・恩村優希(おのむら・ゆき)を演じる。
◆第2話のあらすじ
恩村優希は、保険会社に就職した和田虎之介(望月歩)とファミレスで会う。見た目こそ立派な社会人に成長した2人だが、優希が紙で指先を切ってしまうと、即座にそれぞれのかばんからばんそうこうが出てくるところは学生時代と何も変わらない。思わず顔を見合わせ、小さく笑う2人。そんな小さな出来事から、優希は人生の日記を読み返す。
-2年前、6月のある夜。優希は翌日の大学に備え荷物の確認をしている。ペンケースの中までチェックし終えると、さらにばんそうこうを追加。なんでも予備を持ちたがる自分にもやもやしていたが、「カレーのルー貸して」と隣人の富田緑(中村ゆり)が突然やってきても応じられるだけのストックが、優希の部屋にはあるのだった。
同じ頃、ファミレスでバイト中の虎之介は、決まって夜10時に来店する大川美鈴(是永瞳)を接客しながら、彼女の指先のささくれを気にしていた。
そんな虎之介にも、優希同様、ついいろいろな物を持ち歩いてしまう癖があった。優希と自分の共通性を称して「心配性同盟」と命名した。
そして企業インターンの面接に挑むことになった虎之介。教育学部の優希、白石まひる(吉川愛)、長谷川愛莉(見上愛)や数学一筋の徳永広海(佐野勇斗)と違い、進む道が定まっていない虎之介なりの決意だったが、面接前夜、バイト先の店前で雨にぬれうずくまる美鈴に遭遇し…。