漫才コンビ「ハイヒール」リンゴ(63)が2日放送の読売テレビ「あさパラS」(土曜午前9時25分)に出演。北朝鮮の大観衆の前で「河内音頭」を歌ったエピソードについて明かした。
ワールドシリーズで球団史上8回目の世界一に輝いたロサンゼルス・ドジャースが1日(日本時間2日)、ロサンゼルス市中心部で優勝パレードを開催。大谷翔平選手や山本由伸投手らも参加し、沿道には大観衆が詰めかけた。
番組でこの話題を取り上げると、リンゴは「(大観衆が)自分らのためにワーッて(声援を送る様子は)、めっちゃ気持ちいいと思うよ」と感心した。
ここから、「大観衆の前に出た経験」の話題に。Aぇ!groupの佐野晶哉(22)は、「デビュー発表させてもらった時が、京セラドームで5万5000人とかでした。センターステージだけで360度囲まれて-みたいな景色はすごかったです」と話した。
リンゴは、「私は1995年の平壌の平和の祭典に参加させてもらった時に、(観客が)19万人。すごいよ、19万は」と振り返った。
リンゴは、1995年にアントニオ猪木さんが北朝鮮・平壌で開催した「平和のための平壌国際体育・文化祝典」に同行。「19万はね、何か言ったらウワーッてなる。そこで河内音頭を歌ったんですけどね」と明かすと、藤崎マーケットのトキ(39)が「なんで? 漫才じゃなかったんですか?」と驚いた。
大のプロレスファンでもあるリンゴは、どうしても北朝鮮でのイベントに行きたかったといい、「猪木さんと一緒に平和の祭典に参加して。女子プロレスを持って行ったという。その中で、大阪というか日本の歌として河内音頭を(歌った)」と経緯を改めて明かした。
リンゴは伝統河内音頭継承者の河内家菊水丸から「河内家化粧濃い丸」という芸名を与えられており、「一応、河内家菊水丸社中なんで」と説明していた。