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東国原英夫氏、自民「2000万」問題のリーク元を推察「反石破派がダメージを与えるために…」


元宮崎県知事の東国原英夫氏は、自身のYouTubeで、しんぶん赤旗が報じた自民党の2000万円問題についての考えを述べました。東国原氏は、この問題の背景には複数の説があるとし、「自民党の反石破派が、高市早苗氏のグループを通じて石破氏陣営にダメージを与えるためにリークした可能性もある」と推察。一方で、党本部が非公認の党支部に活動費を提供すること自体は党内論理では不自然ではないとしつつも、そのタイミングや金額に世論が反発するのは予見できたはずだと語りました。さらに、党内でこの情報が適切に共有されなかった点を問題視し、具体的には森山裕氏、小泉進次郎氏、石破茂氏らに伝わるべきだったと指摘しました。

東国原英夫氏(2022年8月撮影)

元宮崎県知事でタレントの東国原英夫氏(67)が31日、自身のYouTubeを更新。自民党本部が活動費として2000万円を振り込んでいたとする「しんぶん赤旗」報道の舞台裏を推察した。

「この2000万円問題なんですが、これは共産党の赤旗がすっぱ抜いたということになってますけど、僕はいろんな説があると思うんですね」と切り出した。

「ちょっとうがった見方かもしれませんが、自民党の反石破派がリークしたっていうことも考えられなくもないんですよ」と語った上で「反石破派が、つまり高市(早苗)さんのグループですかね、石破政権にダメージを与えるためにリークした」と推察した。

そして「もう1つは2000万円を党本部が党支部に『政治的な活動費ですよ』と言ったとしても、だから法律とか規約には抵触してないかもしれないけど、今、このタイミングで2000万円を党本部が党支部、それも非公認の方たちに『党勢拡大に使ってくださいね』って言ったって世論は国民は『え? 非公認に2000万円出すの?』ってなるんですね」と語った。

さらに「これは自民党さん側から言ったら、当たり前のことなんですよ。党勢拡大のために党本部が党支部長じゃなくて、党支部に。でも党支部の代表、支部長ですから。支部長に使う権限がありますから。自民党さんとしては党内論理としては当たり前かもしれないけど、このタイミングで2000万円わたしたら、どういう論調になるかな、どういう風になるのかなっていうのは分かってたと思うんですね、内々で」と話した。

続けて「内々で分かっていたにもかかわらず、事務方がそれをあえて言わなかった。森山(裕)さんとか、小泉(進次郎)さんとか、石破さんに言わなかった。これやったらまずくなりますよと。恐らく今これがもし表に出たら、世論が許さないと思いますよということを言わなかった」と推察した。

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