元宮崎県知事でタレントの東国原英夫氏(67)が31日、自身のYouTubeを更新。自民党本部が活動費として2000万円を振り込んでいたとする「しんぶん赤旗」報道の舞台裏を推察した。
「この2000万円問題なんですが、これは共産党の赤旗がすっぱ抜いたということになってますけど、僕はいろんな説があると思うんですね」と切り出した。
「ちょっとうがった見方かもしれませんが、自民党の反石破派がリークしたっていうことも考えられなくもないんですよ」と語った上で「反石破派が、つまり高市(早苗)さんのグループですかね、石破政権にダメージを与えるためにリークした」と推察した。
そして「もう1つは2000万円を党本部が党支部に『政治的な活動費ですよ』と言ったとしても、だから法律とか規約には抵触してないかもしれないけど、今、このタイミングで2000万円を党本部が党支部、それも非公認の方たちに『党勢拡大に使ってくださいね』って言ったって世論は国民は『え? 非公認に2000万円出すの?』ってなるんですね」と語った。
さらに「これは自民党さん側から言ったら、当たり前のことなんですよ。党勢拡大のために党本部が党支部長じゃなくて、党支部に。でも党支部の代表、支部長ですから。支部長に使う権限がありますから。自民党さんとしては党内論理としては当たり前かもしれないけど、このタイミングで2000万円わたしたら、どういう論調になるかな、どういう風になるのかなっていうのは分かってたと思うんですね、内々で」と話した。
続けて「内々で分かっていたにもかかわらず、事務方がそれをあえて言わなかった。森山(裕)さんとか、小泉(進次郎)さんとか、石破さんに言わなかった。これやったらまずくなりますよと。恐らく今これがもし表に出たら、世論が許さないと思いますよということを言わなかった」と推察した。