starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

田崎史郎氏「自民党はこの段階でどの辺までカードを切るか」政策すり合わせに私見 


石破茂首相は、議会において過半数を確保するため、国民民主党と部分的での連携を模索しているが、玉木雄一郎代表は連立政権参加を否定。しかし、政策協議については前向きな姿勢を示している。田崎史郎氏は、2025年度の予算案が石破政権の最大の課題であり、各党の支持を得られるかが不透明であると指摘した。2月から3月初旬が重要な時期となり、国民民主党の支持が得られなければ政権が危機に陥る可能性があるとした。また、全ての交渉カードを一度に使うことには慎重であるべきとの見解を示した。

石破茂首相(2024年撮影)

政治ジャーナリスト田崎史郎氏(74)が30日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に生出演。来月上旬に行われる総理指名選挙に向けた政策のすりあわせについて解説した。

与党過半数少数与党として苦しい政権運営を迫られる石破政権が過半数を取るため、部分連合を含めて国民民主党に声をかけているが、国民民主党の玉木雄一郎代表は連立政権入りを否定。一方で、政策協議については前向きな姿勢を見せている。

この日は「政治とカネ」問題や各政策に対する各党のスタンスを特集。田崎氏は「自民党はこの段階でどの辺までカードを切るかどうかがわからない」と即答した。

「補正予算は復興予算ですから、どこかが賛成してくれて乗り切れる」とした上で、1番の問題は「問題は25年度の予算案」と主張。「全体の予算に賛成してくれるかどうかが石破さんにとって最大の問題。なので、現段階でカードを切ってしまうと、各党が賛成してくれない可能性がある」と指摘した。

田崎氏は「2月下旬から3月上旬がヤマ場になる」と説明。「ここで国民民主党が賛成してくれないと、予算案が通過しないので政権が倒れてしまいますから」とし、MCの恵俊彰は「そうなるとまた選挙?」と尋ねると、田崎氏は「選挙はできないから内閣総辞職でしょうね。どうなるかわからないですけど…」と苦笑。「そこが1番大変なので、僕が言いたいのは全てのカードをすぐ切ることはないんじゃないかということですよ」と言及した。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.