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田崎史郎氏「自民党は国民民主党に絞ってやっているわけじゃない」鍵握る国民民主党の狙いに言及


2024年の選挙結果で自公が過半数を割り込んだことにより、国民民主党の役割が注目されています。玉木雄一郎代表は連立参加を否定しつつも、政策協議には積極的。自民党も国民民主党の掲げる政策を検討中で、協力の可能性を模索しています。一方で、自民党は維新の党とも接触を試みていますが、維新は議席減少と党内の責任問題に直面しており、動きが鈍い様子です。田崎氏は、国民民主党が現状の政局を動かす可能性が高いと示唆しました。

石破茂首相(2024年9月30日撮影)

政治ジャーナリスト田崎史郎氏(74)が30日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に生出演。28議席を獲得し、鍵を握る国民民主党の狙いについて言及した。

公示前は自民256人、公明32人の計288人だったが、選挙後には自民191人、公明24人で計215人となり、自民党だけではなく自公で過半数233人に達しなかった。

国民民主党の玉木雄一郎代表は連立政権入りを否定しているものの、政策協議については前向きな姿勢を見せている。田崎氏は「国民民主党の動向が大きなカギを握っているのはその通りなんです」とした上で、国民民主党の掲げる政策に「自民党も検討している。だから自民党も乗りやすいんですよ」と説明した。

続けて「もうひとつ押さえておかなきゃいけないのは、自民党は国民民主党に絞ってやっているわけじゃない。森山さんが維新の幹部に日曜日に電話して、きのうも森山さんは維新の幹部に電話してるんですよ」と明かした。

維新は議席を減らしたため「維新は今、敗北したんで、党内の責任問題を収めるまでは動けないんですよ。だから維新は静観の構え」とし、MC恵俊彰が「国民民主党は動かしやすいから?」と尋ねると、「そうです」とうなずいていた。

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