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【衆院選】石破首相が太田光と議論 2000万円支給の責任の所在問われ「言及するところでない」


石破茂首相は、自民党派閥の裏金事件についてTBSの選挙特番で説明した。公認されず無所属で衆院選を戦う前職候補に党本部が、正式候補と同額の2000万円を振り込んでいた問題が浮上。石破首相は「法的にも倫理的にも問題はないが、説明が十分ではなかった」と述べた。太田光キャスターからの厳しい質問に対し、「選挙の時に支援することは当然で、使途も明確にする」と述べ、責任の所在については「今言及するところではない」と答えた。

石破茂首相(2024年9月30日撮影)

自民党石破茂首相(67)が27日、TBS系で放送された衆院選の選挙特番「選挙の日2024~私たちの明日『変わる』~」に生出演し、スペシャルキャスターの爆笑問題の太田光(59)と議論を交わした。

投票日直前に明らかとなった、自民党派閥裏金事件を受けて公認されず、無所属で衆院選を戦っている前職候補に対して党本部が「活動費」として、正式な公認候補と同額の2000万円を振り込んでいた問題になどついて語った。石破首相は「候補者が公認されていないということがありますよね、そこで比例区は戦っている。党のいろんな政策を理解していただかなければならない。法的にも倫理的にも問題になるようなことはありません。ただ、ご説明が十分ではなかった」と語った。

太田が「こうなることは予想できなかったのか」と問うと、石破首相は「党として全力で広めることに必要なものは選挙の時に出さなければ意味がない」とし「選挙の時にきちんと支援する、私は当然のことだと思っていますが、世間ではそれが選挙に使われるんじゃないのというご理解になってしまったというのは、説明が十分じゃなかったということ」と話した。

太田は繰り返し「クレバーな石破さんが、こうなることが予想できなかったのは不思議でしょうがない」と頭をひねった。石破首相は「(2000万円は)こういうことに使わないといけないと、使途も明確にする、当然のことです。そういう通達文書も出しています」と説明。責任の所在について問われると「きちんと法にのっとってやっていること。使い道も明らかになりますし、間違った使い方をしたらいけませんよと徹底している。今、この瞬間も開票速報を見ていられる方がいらっしゃるのにそんな段階で(責任について)言及するところではない」と語った。

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