アルピニスト野口健氏(51)が25日、X(旧ツイッター)を更新。自民党本部が衆院選の非公認候補の政党支部に2000万円の活動費を振り込んでいたことに関して、私見を述べた。
野口氏は、石破茂首相(自民党総裁)が街頭演説で「政党の支部に対して、この厳しい中、なんとか自由民主党の公約や政策を分かってもらいたいという思いで(2000万円を)政党支部に出しているのであって、非公認候補に出しているのではございません」と23日付「しんぶん赤旗」の報道内容を否定し、「そのような金を選挙に使うことは、まったくございません」と釈明したことを伝えた記事を引用。「いくら『選挙で使えるものではない』と言ってもこのタイミングでは理解されないだろう」と推測し、「自民執行部のセンスが致命的。非公認で戦っている候補者にとっても迷惑な話」と批判した。
続くポストで「しかも、事前連絡なしにいきなり振り込まれてくるってどんな神経をしているのだろうか」と疑問を呈し、「選挙後ならまだしも理解不能。非公認の候補者たちは腹を括って必死に戦っているであろうに」とチクリ。「これで自公過半数割れが決定的になるのではないでしょうか」と予想した。