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ピーコさんが左目の義眼外し「痛くもなんともないのよ」に驚き、元フジアナ山中秀樹がXで追悼


山中秀樹(2006年10月撮影)

ファッション評論家でタレントのピーコさん(本名杉浦克昭=すぎうら・かつあき)が9月3日、敗血症による多臓器不全のため神奈川県の病院で亡くなったことが20日、分かった。79歳だった。葬儀は近親者で済ませた。

元フジテレビのフリーアナウンサー山中秀樹(65)はX(旧ツイッター)を通じて追悼した。ピーコさんは1989年(平成元年)、悪性黒色腫の診断を受けて左眼を摘出し、義眼を挿入したことで知られる。そこからトレードマークとなっている黄色いレンズの眼鏡をかけるようになった。

山中は「『おすぎとピーコ』のピーコさんの訃報。フジテレビの朝の番組のコメンテーターをやっていた頃に、番組終わりに時々アナウンス室に顔を出して雑談していた。ある時、何がきっかけだったか覚えてないが、自ら義眼を外してみせた。『痛くもなんともないのよ』と事もなげに言うのだがあれには驚いたなあ」とつづった。

さらに別の投稿で「ピーコさんとは、西麻布のワインバーでたまに顔を合わせることがあった」と告白し、「『ピーコのファッションチェック』のコーナーが人気だった頃、たまたま居合わせた女性客から『私の服装どうですか?』と聞かれていたが、嫌な顔もせず、短く指摘していた。苦労人だけあって、優しい人だった」と記した。

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