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三谷幸喜氏、西田敏行さんに告げられた「やりたい役」を断ったと明かす「キャラクターがね…」


三谷幸喜氏(2023年撮影)

脚本家、演出家の三谷幸喜氏(63)は19日夜、総合司会を務めるTBS系「情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)に出演し、17日に急逝した俳優西田敏行さんを悼んだ。生前、西田さんか「やりたい役」があると、相談を受けていたことを明かした。

西田さんは、映画「THE 有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」「ステキな金縛り」「清須会議」など、多くの三谷作品に出演。三谷氏が脚本を担当し、2022年に放送されたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも出演して後白河法皇を演じ、強烈な印象を残した。

三谷氏は番組エンディングで、西田さんが切望していたという役に言及。西田さんは、NHK大河ドラマ「おんな太閤記」で豊臣秀吉、同「功名が辻」で徳川家康を演じているが、織田信長は演じた経験がなかったという。三谷氏は「西田さんがおっしゃっていた」こととして「自分は、秀吉も家康もやった。あと信長をやったら『三英傑』完全制覇だと。三谷さん、信長をやらせてもらえないですか?」という言葉を紹介しながら、ありし日の西田さんとの会話を振り返った。

その上で「そう言われたんですけど、ちょっと難しいんじゃないですかねって。ちょっとキャラクターがね。あと、年齢的にもね…。お断りしました」と明かした。

ともに出演する同局の安住紳一郎アナウンサーが「そうですか…」と応じる中、三谷氏は「でもね、やりたいのはいっぱいある、って言っていた。『田中角栄物語』もやりたいっておっしゃっていた」と、西田さんが田中角栄元首相を演じることを望んでいたことも明かし「あとは、元々は舞台の方だから、舞台をやりたいってよくおっしゃっていましたね」と振り返った。

安住アナは「まだまだ、いろいろやりたかったんですね…」と応じていた。

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