5人組女性アイドルグループ、ドリームシンフォニーが17日、東京・原宿RUIDOでデビューライブを行った。
鮮やかな紫色の「パステルバイオレット」をメインカラーに“王道アイドル”を目指して集まった松本結衣、藤咲ゆな、荻野心、朝日奈凛、南雲もえなの5人で結成。9月中旬のメンバー最終決定からわずか1カ月で仕上げたオリジナル曲含む計5曲を披露し、スタートの1歩を踏み出した。
会場には初ライブながら100人以上のファンが駆けつけ、会場を埋めた。現役薬剤師としても働く藤咲ゆなは「自分もアイドルが大好きでしたし、デビューすることができて、こんなにたくさんの方が来てくれると思ってなかったので楽しかったです」と笑顔で振り返った。
過去に経験のある松本、荻野以外の3人は初のアイドル活動となる。松本は「アイドル活動をしたくて集まっていますし、私も含め、前のグループなどでの活動も踏まえた上で入ってきた子もいるので、より強い信念を持ったグループだと思います」と力を込めた。 格闘技のK－1「Krushガールズ」としても活動する荻野は「インスタグラムやTikTokはアイドル路線とは違う系統でやっていたので不安でしたが、たくさんのファンの方が来てくださって良いライブができました」と感謝も口にした。
今後の目標には東京アイドルフェスティバル（TIF）出場を掲げた。ABEMAの恋愛リアリティーショー「恋するハート週末ホームステイ」出演経験もある朝日奈は、同じ系列事務所に初シングル「かわいいだけじゃだめですか？」がヒット中のアイドルグループ、CUTIE STREETのメンバーらがいる点にも触れ「CUTIE STREETさんは今、すごく人気ですし、私たちも肩を並べてトップを狙えるようなアイドルになれるように頑張りたいです」と意気込んだ。
グループ名は「夢」と「交響曲」を意味する単語を合わせ「ファンと共鳴しながら一緒に夢をかなえていく」というコンセプトでつけられた。緊張の“初鳴き”を乗り越え、目指す舞台へと近づいていく。
