starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

伊藤健太郎、本宮泰風が「静かなるドン2」 本宮「アクションは勉強しなくて」/連載 <5>


本宮泰風(左)と伊藤健太郎(撮影・浅見桂子)

俳優伊藤健太郎(27)が、公開中の映画「静かなるドン2 前編」に主演している。

27日には「--後編」も公開。伊藤が演じるのは昼間はデザイナーとして会社で働き、夜は3代目新鮮組総長という2つの顔を持つ近藤静也。新鮮組最古参で静也の教育係を務める突撃隊長・猪首硬四郎を演じ、総合プロデューサーも務めるのが本宮泰風(52)だ。伊藤と本宮の対談を、全6回の連載第5回は、アクションシーンについて語った。【聞き手=小谷野俊哉】

◇◇  ◇◇

イケメンの伊藤を主演の静也に起用して、若い女性にも任侠ものを見てもらう。そして、今シリーズでは新たなヒロイン彩子が登場。不良たちに襲われそうになったところを静也に助けられて知り合う彩子には、新谷ゆづみ(21)が抜てきされた。

本宮 彼女は、本当に大勢に参加してもらったオーディションで、選ばれた女優さん。期待通りに演じてくれました。オーディションをした時には、決定稿ではにないけど台本があったんです。彩子のセリフとかもできていたので、それをみんなにやってもらったんです。お芝居をしてもらって決めたので、イメージ通りでした。

物語の終盤では、戦いに巻き込まれる。

本宮 だからオーディションでも、そういう重いところをやってもらってたんです。それこそ本当に大事なシーン、クライマックスのシーンをオーディションでやってもらって選びました。

コメディーパートとは対照的に、ハードすぎるほどのアクションシーンが盛り込まれている。

伊藤 アクション映画というか、アクションシーンはすごい好きです。ずっとやっていきたいジャンルでもあります。まだまだ自分は全然なので、もっといろいろ学んでいきたい。もっとアクションがうまい俳優になりたいと思っています。

ソフトなイケメンの伊藤が演じる、過酷すぎるアクションシーン。本宮もイケメンだが、そこにはすごみがありすぎる。

本宮 俺を、ここ(伊藤)と一緒にしないでください(笑い)。こっちはもう完全なイケメンですから。かわいいイケメンなんですけどアクションをやるっていうのが、ちょっとしたギャップがあってね。でも僕は、彼は勉強しないでいいと思ってるんです。勉強っていうか、俳優って普段からアクションチームに稽古にいってみたいなことはしない方がいいと思ってるんです。彼は身体能力が高いので変な癖をつけずにいた方がいい。アクション監督とか殺陣師さん次第だとは思うんですけど、いろいろなことができると思うので、その身体能力を大事にしてほしいなと思ってます。(続く)

◆伊藤健太郎(いとう・けんたろう)1997年(平9)6月30日、東京都生まれ。「kentaro」名義でモデルとして活動をはじめ、14年にフジテレビ系「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」で俳優デビュー。17年「デメキン」で映画初主演。18年に日本テレビ系「今日から俺は!!」で人気となり、役名「伊藤」から本名の「伊藤健太郎」と改名。19年にNHK連続テレビ小説「スカーレット」。20年にFOD「東京ラブストーリー」、映画「十二単衣を着た悪魔」。23年「静かなるドン」主演。24年NHK大河「光る君へ」。179センチ。血液型A。

◆本宮泰風(もとみや・やすかぜ)1972年(昭47)2月7日、東京都生まれ。妻はタレント松本明子。兄は俳優原田龍二。94年に日本テレビ系ドラマ「シュプールは行方不明」で俳優デビュー。テレビは14年TBS系「S-最後の警官-」、18年テレビ東京系「駐在刑事」、20年にNHK大河「麒麟がくる」など。映画は15年「龍三と7人の子分たち」、22年「劇場版 山崎一門~日本統一~」主演など。ビデオ映画は98年「ワル外伝」、99~00年「日本極道史 仁義絶叫」シリーズ、13年から「日本統一」シリーズなどに主演。趣味は格闘技、野球。185センチ。血液型O。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.