結成30周年を迎えた漫才コンビ「テンダラー」が、現地時間19日、米ロサンゼルスのトーランス・James R. Armstrong Theatreで、「テンダラー結成30周年記念公演テンダラー漫才会inロサンゼルス」を行った。
今年6月の大阪・なんばグランド花月から、30周年記念の全国ツアーをスタート。20周年時にも米国公演を開いており、30周年の今回も渡米し、日本の笑い文化「漫才」を海外に広めるべく、ロス公演に臨んだ。
現地在住の日本人や、日本文化に興味を持つ現地の人々の前で、「90分ぶっ通し漫才」を展開。英語漫才も披露した。
大先輩の漫才師、西川きよしから借りた「特製38(サンパチ)マイク」を持ち込んでの舞台。本番直前には、きよし本人から「いつも通り、なんばグランド花月でやっている感じで頑張りや!」と電話でアドバイスを受けたという。エンディングでは、拍手が鳴りやまず大歓声に包まれた。
白川悟実、浜本広晃の2人は、今後の目標に「2025大阪・関西万博で英語漫才披露」も掲げている。
ロス公演を成功させた2人は、所属の吉本興業を通じてコメントを寄せた。
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白川悟実 初めて生の漫才を観たようなリアクションをしてくださる方が多く「ありがとう!」と言っていただけているような雰囲気がとてもうれしかったです。英語漫才は、時間をかけて英会話を学んだ分、お客さまが笑ってくださるのをとても感激しました! この英語漫才を、2025大阪・関西万博で披露してみたいです!
浜本広晃 10年ぶりのアメリカ公演本当に楽しかったです! ノリの良いお客さまばかりで、大谷選手が51-51を達成した時のお客さまもこんな感じの盛り上がり方だったのかなと思います(笑い)。英語漫才もちゃんとボケ・ツッコミのところでリアクションをしてくださって、なにより英語が伝わった事が本当にうれしかったです。