NHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~金曜午前8時)でヒロイン・佐田寅子を演じる女優伊藤沙莉(30)が6日、同局「あさイチ」(月~金曜午前8時15分)に生出演。猪爪花江役の森田望智(27)との思い出を涙ながらに語った。
女学校時代の親友であり、寅子の義姉でもある花江を演じる森田とは第1話から共演している。
2人にとって一番印象的なシーンは「お母さんが亡くなった後に2人で日記を燃やすシーン」だという。伊藤は「花江とは歴史があるんですけど、親友としてもだけど、家族としても今まで以上にグッと近づいた。望智ちゃんが言うように覚悟が決まったなと。すごく大切なシーンです」と話した。
森田は「お芝居で悩んでいたときに『今のセリフ大丈夫?』『困っていない?』と先に気付いて聞いてくれた。そういうことが、1度じゃなくて何回もありました」と話した。伊藤は「私のほうが支えられていたので…いつも私がもがいていたことはカバーしてくれたのですごく感謝しています」と突然涙を見せた。
続けて「台本を読んで『ここがつながるんだ!』みたいなこともありましたけど、実際に経験した出来事があるのでつなげやすい。ここから生まれたものというのが丁寧に書かれていて。望智とも何度も話し合いました」と振り返った。