EXILEのNAOTO（40）が27日、東京ガーデンシアターで自身初のソロツアー「NAOTO PRESENTS HONEST HOUSE 2024 “THE FINAL”」を完走した。8都市12公演を巡るツアーのファイナルとなり、サプライズゲストではんにゃ.金田.が登場。NAOTO率いる「HONEST BOYZ〓（○の中にR）」の新曲「ズクダンズンブングンfeat.はんにゃ.金田」（10月2日発売）を初解禁＆パフォーマンスするなど、充実したダンスステージで全18曲を披露した。
はんにゃの持ちネタからインスパイアされた異色の楽曲。NAOTOの「LDHでもぼくらにしかできないコラボ。お客さんもびっくりすると思います」という言葉通り、おなじみの特徴的なフレーズをノリノリなアフロビートに乗せて会場を熱狂させた。2年ほど前、藤森慎吾らとの食事の席で金田が「ラップしたい」と発言。そこからアイデアが生まれたと言い、やや空白の時間を経て誕生。「ズクダンズンブングン」「ツッチーツッチー」など、キャッチーなフレーズが生き生きと弾む楽曲に仕上がった。
今ツアーは、自宅でもてなすホームパーティーのような距離感の近さが特徴。NAOTOは「おかげさまでホームパーティー楽しんで頂いて…」と笑顔を浮かべ、客席のファンと1対1のトークを展開。EXILEメンバーとのエピソードも明かすなど、ソロツアーならではの濃いコミュニケーションでファンを楽しませた。
この日の完走を祝うように、ラッパーSWAYやダンサーのRIEHATA、BE：FIRSTのSOTA、Tani Yuukiらとの垣根を越えたコラボも実現。さらには、30日に41歳の誕生日を迎えるNAOTOを特製ケーキで祝福する演出も。祝い事盛りだくさんの大盛況で幕を閉じた。
ソロツアーを完走し「この年にしてこんなチャレンジができることが幸せ。一人で舞台を成立させる難しさと楽しさを感じました」と万感の思い。今秋には三代目 J SOUL BROTHERSとしてのドームツアーも控える。「『早く7人の姿が見たい』というお声をもらうことがあります。7人の力を期待してもらっていると思うので、7人集まったパワーを見せないといけないなという責任感があります」。経験をエネルギーに変え、天井知らずのアーティスト活動を続けていく。【望月千草】
