元テレビ東京のフリーアナウンサー、タレント森香澄（29）が26日深夜のニッポン放送「オールナイトニッポン0」で同番組パーソナリティーに初挑戦した。
冒頭から1人MCへの不安を吐露した森は、テレ東先輩のプロデューサー佐久間宣行に相談したことを回想。「大丈夫だろ笑。森の普段でやりつつ全然いけるよ」という返信があったことに感謝しつつ「いやこれ、話題にならんやん。何かラジオの話題になるかなと思って連絡したんですよ。よこしまな気持ちがありました」と、ラジオでネタにできる佐久間氏のイジリを期待していたことを白状した。
さらにくりぃむしちゅー有田哲平（53）にも、ロケ番組の際にに出演を報告したことを明かした。「有田さんにも…これもちょっとよこしまな気持ちがありましたけど。何か言ってくださるかな、と思って」と笑いながら、会話を紹介。「ロケの移動中にこそっと、『何か不安で、1人でやるんですけど』と言ったら、有田さんから『誰も面白いトークを求めてない、森ちゃんに。僕らが求めているのは、癒やしだから』と。深夜3時にラジオを聞いている、平日のしかも月曜日。疲れている、仕事も明日もある、みたいな方がラジオを聞いていて求めているのは癒やしだ、と」と、有田のアドバイスを披露した。
森は「『さあ、始まりましった～！』みたいな感じの漫談みたいなのを森ちゃんに求めていると思うか、と。言われて私もハッとして、いや、そうだよ、と。何を私が、芸人さんのような面白いことを言えると思っていたんだ、と。自分が恥ずかしいと思って。なんで自分に期待しているんだ、と。自分自身にそんな期待するんじゃない、っていうことを有田さんが言ってくださったんだな、と思って」と、有田の助言で心境に変化が生まれた様子も語った。
「それでスッと体が楽になって。有田さんも、『安心して、普段のままの森香澄で行きなよ』という意味で言ってくださったんだと思うんですけど、私はその一言で、有田さんによこしまな気持ちがあって話しかけた自分にも恥ずかしいなと思いましたし、自分が芸人さんのような面白いトークをできると思ったことにも、恥ずかしいと思いました」と感謝。「ということで、私はそこから、等身大の自分で挑もうという風に思いました。本当に有田さんには感謝をしております。ありがとうございます」と呼びかけた。
