自民党総裁選挙に立候補することを表明した「コバホーク」こと小林鷹之前経済安保相（49）が24日、読売テレビ・日本テレビ系「ウェークアップ」（土曜午前8時）にリモート出演。政治ジャーナリスト・田崎史郎氏が鋭い質問を飛ばした。
小林氏は今月19日、国会内で記者会見し、岸田文雄首相（67）の不出馬表明に伴う9月の自民党総裁選への出馬を正式に表明。「私小林鷹之は、来たる自民党総裁選に覚悟を持って出馬することを表明します」と述べた。
田崎氏は出馬会見について「優等生的にそつなく答えられてるとは思いましたが、一方で記者会見場に入った時、あるいは出るとき拍手が起こったのはすごく違和感を感じた」と指摘。翌日の新聞で「国会議員24人、中でも安倍派が11人いた」ことを知り、「同席していただく必要があったんでしょうか」と質問した。
小林氏は「当初は1人で臨むつもりで考えていた」とした上で、「仲間と話す中で、今回はいつもの自民党総裁選とは違って、派閥に関係なく1人1人の国会議員の主体的な意思で協力してやっていくということで同席する形になった」と説明。田崎氏は「拍手をする必要はあったんですかね」と切り込んだ。
これに対し「それについては私自身が会見する立場でしたので、そこについて私がどうこう申し上げるものではないと思っています」と答えると、田崎氏は「やっぱりそつがないですね」と笑みを浮かべた。
