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寛一郎「退屈な男…というのは僕から来たんじゃ」映画「ナミビアの砂漠」ジャパンプレミア


映画「ナミビアの砂漠」ジャパンプレミアに登壇した寛一郎(撮影・村上幸将)

寛一郎(28)が22日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた映画「ナミビアの砂漠」(9月6日公開)ジャパンプレミアで「退屈な男…というのは僕から来たんじゃないかな?」と口走った。

寛一郎は劇中で、主演の河合優実(23)演じる、やり場のない感情を抱いたまま毎日を生きている21歳のカナの彼氏で、優しいけど退屈なホンダを演じた。金子大地(27)が演じる、自信家で刺激的なハヤシに彼氏を乗り換えられる役どころだ。

寛一郎は「役としては役ですけど、あれは僕でもあるので。脚本には、退屈な男だって書いていない。退屈さみたいなものが出た、ゆえんは僕にあるんじゃないかな?」と分析。一方で「ネガティブな意味じゃないし、自分を卑下しているわけじゃない」とも口にした。

山中瑶子監督(27)は寛一郎の見解を聞き「寛一郎さんのことを、退屈な人だなとは全く思っていない」と反論。一方で「確かに『退屈な男』って、脚本は書いていなかったから」と、寛一郎が演じたホンダが退屈などという要素は、脚本に書いていないと指摘した。その上で「寛一郎さんは本当に素晴らしくて、ホンダという役に奥行きと立体感を与えてくれた」と絶賛。「恥をかくことを全く恐れない感じが、本当に素晴らしかった」と賛辞を繰り返した。

「ナミビアの砂漠」は、5月に世界3大映画祭の1つ、カンヌ映画祭(フランス)と併設して開催されたフランス監督協会主催の独立部門・監督週間に出品され、国際映画批評家連盟賞を受賞した。山中瑶子監督(27)は、女性監督として最年少で受賞した。日本映画では、小栗康平監督の「死の棘」(90年)、諏訪敦彦監督の「M/OTHER」(99年)、青山真治監督の「EUREKA ユリイカ」(00年)、黒沢清監督の「回路」(01年)、濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」(21年)に続き、5作品目の受賞となった。

ジャパンプレミアには、金子大地(27)も登壇した。

◆「ナミビアの砂漠」 21歳のカナ(河合優実)は、世の中も人生も全部つまらない。やり場のない感情を抱いたまま毎日を生きている。優しいけど退屈なホンダ(寛一郎)から、自信家で刺激的なハヤシ(金子大地)に乗り換えて新しい生活を始めてみたが、次第に自分自身に追い詰められていく。カナはもがき、ぶつかり、自分の居場所を見つけることができるのだろうか?

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