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立民・泉代表、執行部批判の小沢一郎氏に反論「外におられると1カ月の動きしか見られていない」


立憲民主党の泉健太代表(2023年10月撮影)

立憲民主党の泉健太代表が22日放送のテレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)に出演し、同党の小沢一郎衆院議員の発言に対して反論した。

番組では、党代表選(9月7日告示、23日投開票)をめぐり、出馬表明をした枝野幸男前代表、現職の泉代表、出馬要請を受けている野田佳彦元首相らの構図を紹介。前回、泉代表を支援した小沢氏が、今回は野田氏を支援する可能性も触れられた。

泉代表は「結束としては小沢さんのところが一番強い気もするんですけど、まだどの陣営も支援を受ける、という判断をまだしていない状況じゃないかと思っています」と情勢を説明した。

大下容子アナウンサーからは、小沢氏が先月の講演で「野党協力が3年たってもできなかったので、この1カ月でできるのか。ダメでしょう」と、執行部を痛烈批判したこともツッコまれた。この発言について見解を問われた泉代表は「小沢さんもなかなか、(執行部の)外におられると1カ月の動きしか見られていないというのは、まあ仕方がないかな、という気がします」と反論。「この間けっこう…1カ月どころか3年間通じて、各野党と、関係がいいか悪いかで言えば、非常にいい関係だと、みなさんも見ていただいていると思います」と断言した。

泉代表は続けて「ただ右の野党、左の野党とよく言いますけど、みんなが一緒に、というのは、誰が代表になったから急に手品のようにできるのか、と言ったらそんなことはないわけで、あまり幻想ばかりを追い求めるんじゃなくて、現実に照らして、枝野さんもおっしゃってましたけど、地域ごとの連携だとか、政党ごとに異なるとか、これはある程度仕方がないこと」と説明。「その中で国会で一緒に戦える環境とか、いざ選挙の時には自民党を倒す、という文脈で、それぞれの政党が判断する、という信頼関係は、できている状況に今、あると思います」と語った。

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