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ふかわりょう「R-1」は新ネタで勝負、ネタ作りにも照れや言いわけなくなり自然体/連載


意気込みを語りガッツポーズするふかわりょう(撮影・中島郁夫)

<いざ大航海へ!>

タレントふかわりょう(50)の芸歴30年を振り返る連載「いざ大航海へ!」第2回は、完全新ネタでの参戦を表明した「R-1グランプリ」について。出場を決断した思いを聞いた。【望月千草】

   ◇   ◇   ◇

19日の誕生日に発表した「R-1」への参戦は自分の意思で決めた。芸歴30年という実績が背中を押してくれたことも大きい。「『胸を張ってもいいんじゃないの?』って言われることもあって。意外とさりげない会話から気持ちが育っていく」と背景を明かす。「R-1」で設けられていた年齢制限が23年に撤廃されたこともあり、タイミングにも恵まれた。

新ネタで勝負することを表明済み。一世を風靡(ふうび)した実力者は、どんな手で来るのか。「以前やっていた『小心者克服講座』で勝負しようとは思っていないですね。今ぼくが面白いと思うもので勝負しないと意味がないので」と線を引く。ネタの方向性については「配信するかしないかによって中身が変わる…みたいな感じです」と表現した。過激でもなく、奇をてらうことでもない。「ぼくはどうであれ言葉で勝負するしかない。言葉は時代の風向きとか、その瞬間の最大風速みたいなのがあるじゃないですか。そこを狙っていきたいところがあります」と予告した。

力みはない。至って自然体。「結果はそんなに重要じゃないかなと思います。あらためてネタを作ることにかつては照れや言いわけもありましたが、なくなりました。プライドを捨てたわけではなくナチュラルな気分で向き合っています」。原点の“お笑い”をとにかく楽しむ。(つづく)

◆ふかわりょう 1974年(昭49)8月19日生まれ、横浜市出身。慶大経済学部卒業。大学在学中の94年8月にデビュー。長髪にヘアバンドの独特なスタイルで行う「小心者克服講座」でブレーク。12年4月からTOKYO MX「5時に夢中!」で9年間、21年4月から同局「バラいろダンディ」のMCを務める。幼い頃から音楽に親しみ「ROCKETMAN」名義でDJなど音楽活動を行うほか、エッセイストとして執筆活動も行っている。

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