TBS江藤愛アナウンサー（38）が20日放送の同局系「ひるおび」（月～金曜午前10時25分）で、9月の自民党総裁選への出馬を正式表明した「コバホーク」こと自民党の小林鷹之前経済安保相（49）の会見の言葉について私見を示した。
番組では、小林氏が会見で、名前にある「鷹」の文字について「鷹は時折、古い羽を新しい羽にかえる『換羽』、羽をかえるという習性を持っています。一時的に飛べなくなるので、命懸けです。しかしその困難を乗り越えて、新しい羽でより高く、より遠くへ飛べるそうです。自民党も『換羽』が必要な時期を迎えています」と語ったことを紹介した。
江藤アナは、MC恵俊彰から「江藤さん、うなずいてましたよ」と指摘されると、小林氏の説明について「とてもすてきでしたよね」と言及。「やっぱり命懸けなんです、というのを名前に例えて、すごくキャッチーで、名前とお人柄がちょっと入りやすいな、と思いました」と好印象を受けたことを明かした。
続けて、元バレーボール女子日本代表の迫田さおりさん（36）も「鷹はそうなのか、変わる時期なんだなと言うのが、すごく分かりやすかったですね」とコメントした。
女性2人の評価を聞いた恵は「ほら、田崎さん。素直に行くとそうなることもある」と、「失点の少ない会見ながら面白みがなかった」として「60点」と会見を辛口評価していた政治ジャーナリスト田崎史郎氏にツッコミ。田崎氏は苦笑いしながら「はい、分かりました」と応じたが、朝日新聞元政治部長の林尚行氏は「羽がかわるのはわかるんです。世代交代を言いたいんだと思うんですけど、その後、どうするの？ 変わった後にどこに飛んでいくの、っていう、鷹さんの行き先が分からない」と、冷静な評価を続けた。
