Aぇ！groupが18日、東京・有明アリーナで、デビューツアー「Aぇ！group Debut Tour～世界で1番AぇLIVE～」最終公演を開催した。初のアリーナツアーで8都市全32公演を行い、グループ最大規模の37万人を動員した。10月9日発売の2ndシングル「Gotta Be」（ガラビー）を初披露。デビューの勢いそのままに、さらなる飛躍を誓った。
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末澤誠也（29）が「ツアーファイナル、全力で騒げー！」と叫び、炎や火花が散るド派手演出が飛び出した。グループとして初めてのオリジナル曲「Firebird」で幕開け。佐野晶哉（22）が「世界で一番でっかい声聞かせてくれるかー！？」と呼びかけると、1・5万人の大歓声が響いた。
ツアータイトルはリーダー小島健（25）が「1回1回の公演が“世界で1番えぇLIVEだった！”と思ってもらえるように」と命名。クールで熱いパフォーマンスやバンド演奏、テーマパークをイメージした演出や軽妙なコントなど、グループの魅力を詰め込んだステージを届けた。
19年2月に関西ジュニア内グループとして結成。メンバーの個性豊かな魅力で人気上昇し、今年3月には京セラドーム大阪で初単独ドーム公演を開催。念願のCDデビューを発表した。
終盤には、今年のオリコン上半期アーティスト別セールス部門で新人ランキング1位を獲得したデビュー曲「《ABEGINNING」を披露。バンド曲「PRIDE」では熱い歌唱と演奏で会場のボルテージは最高潮に。佐野は「右足つった！」と笑いつつ、「Aぇ！groupデビューしたぞ！デビューツアーしたぞ！」と拳を突き上げた。
正門良規（27）は「本当にデビューできて良かった。皆さんが自信を持って好きと言えるグループになっていきたいです」と決意。末澤は「いろんなところで応援してくれるみんなの声聞けて、顔を見られて本当に幸せでした」と感謝し、草間リチャード敬太（28）は「どんどん進化していくAぇ！groupを隣で見ていてください！」と呼びかけた。
アンコールでは新曲「Gotta Be」を初披露。疾走感のあるロックナンバーで会場をさらに盛りあげた。終演後もファンの大歓声は止まず、急きょダブルアンコールを開催。佐野は「こんなでっかい声初めて聞いた！」とにっこり。ステージを歩き回ってファンに手を振り、最後まで感謝の思いを伝えた。【玉利朱音】
○…16日に同所で開催予定だったツアー公演が、台風7号の影響で中止となった。小島は「ここまでいろいろあって、みんなとライブができるのは当たり前じゃないって実感した」と吐露。会場を見渡し「この日常を大事にしていけたらと、改めてライブの大事さ、みんなの大事さを感じました」と話した。正門は「ここまで来ていただいた皆さん、この会場に来たいと熱望してくださった皆さんに、全員で大きな拍手を送りましょう」と呼びかけた。
